内容説明
今日、コンピュータの広範な利用により、まさに高度情報化社会の倒来と呼ぶに相応しい情況にある。しかし、企業等において、コンピュータの安全対策は、未だ不十分であり、金融機関関連犯罪やオンライン・システムの事故などが多発している。本書は、このような実情を捉え、セキュリティ対策基準の解説、安全対策の方法、不正調査のすすめ方などを実際面に即して解説をおこなったものである。
目次
第1章 コンピュータ社会の安全性
第2章 コンピュータ犯罪
第3章 セキュリティ対策基準とシステム監査基準
第4章 セキュリティ対策の基本的考え方
第5章 安全化技術と安全化対策の具体例
第6章 経営におけるセキュリティ対策の意義
第7章 不正調査の技術
第8章 セキュリティ対策の現状と今後の課題