内容説明
本書は構成概念間の関係を掴むと同時に、構成概念の測定の妥当性についての検討も可能にする画期的な手法であるLISREL(共分散構造分析)を用いて、マーケティング理論のデータとの突き合わせを行なった事例を呈示するものである。マーケティング研究者、学生のみならず、広く構成概念を含む理論の経験的テストに関心のある行動科学・社会科学の研究者にとっても必読の書である。
目次
第1章 科学化視点の検討
第2章 構成概念妥当性とLISREL
第3章 消費者情報探索の分析
第4章 経済的要因と心理的要因による消費者行動の分析
第5章消費者行動と状況要因
第6章 広告評価と銘柄評価
第7章 流通チャネルにおける交渉力
補章 LISRELの概要