内容説明
昭和30年代、「ガード下の靴みがき」「赤と黒のブルース」「好きだった」「公園の手品師」などの流行歌にのせて、作詞家が写し取った社会の哀感。
目次
第1章 哀しきピエロ(初ヒット「街のサンドイッチマン」;鶴田浩二の一言 ほか)
第2章 ガード下の靴みがき(魂で詩を書く;靴みがきの歌 ほか)
第3章 影法師(流行歌は「乞食節」…;モロッコ椅子 ほか)
第4章 置手紙(目覚めの時代;印刷室の青春 ほか)
第5章 銀杏は手品師(木の葉はうたう;作詞家をやめるべきか ほか)
著者等紹介
辻由美[ツジユミ]
東京教育大学理科修士課程修了後、フランスに学ぶ。パリのフランス語学校アリアンス・フランセーズにて、「フランス語免状」「現代フランス語上級資格」「フランス語教員資格」を取得。通訳・翻訳・執筆活動で活躍中。主な著書に、『世界の翻訳家たち』(日本エッセイスト・クラブ賞受賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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