内容説明
’70年代にニューヨーク・パンク・ロックの女王としてセンセーショナルに登場したパティ・スミス。パティが町工場勤めからニューヨーク・アート・シーンのカリスマとなるまで。’79年の突然の引退と愛する人達との別離。そして今ロック・シーンに完全復帰したパティ・スミスの激動のライフ・ストーリーと創作の秘密が、ついに明かされる。
目次
第1章 一九四六‐一九六七年ニューヨークへの小道
第2章 ニューヨーク・シティ
第3章 セヴンス・ヘヴンを探し求めて
第4章 ロックン・ランボー
第5章 パティ・スミス、その上昇と下降
第6章 詩人としてのパティ
第7章 パティの復活(サード・アルバム『イースター』)
第8章 さよならのウェイヴ(フォース・アルバム『ウェイヴ』)
第9章 妻、母、そして作家
第10章 天国と地獄の季節
第11章 帰還
第12章 新たなる次元の探求(日本公演等)
著者等紹介
ジョンストン,ニック[Johnstone,Nick]
1970年生まれ、ロンドン在住。ジャーナリストとして「Mojo」「Melody Maker」「The Wire」「The Trigger」等に執筆するかたわら、「Uncut」誌の音楽、映画、書籍のコラムを担当している。本書の他、ラジオヘッド、エラスティカ、ショーン・ペン等のバイオグラフィーがあり、パー・ニルソンによるプリンスの伝記の編集も手がけている
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ソニックゆうすけ
1
再読。パティ・スミスのアーティスト人生を詳しく。パティが影響を受けた、もしくは与えたアーティストはほとんど僕の好みのアーティスト。特に詩人ランボーの、「あらゆる場所へ行け、あらゆるものに反応するのだ」という言葉にうたれる。パティは数々の家族や友人との哀しい別れを乗り越えて今生きている。作品や曲について、解説していて、また何度でも聞き返し深く考えて一生ファンでいるだろうアーティストです。先日のギンズバーグの詩の朗読公演、アコースティック公演。どちらもパティのオーラやカリスマ性、声のパワーが物凄かった。2016/06/30
inuiwa007
0
現在の自分に至るまでの道のりにおける、まさに発火点。2011/04/11
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