内容説明
カフェブームのなかで育った僕が考えたいい店のあり方と暮らし10年分。“カフェ”より親しみやすく気持ちのいい店とは?!メニューやインテリア、そして働き方にも、楽しく暮らすリズムとセンスが活かされる。
目次
第1章 LIFEはどうやってできたか(LIFEはこんなお店;家賃が高くても、ここに店を出した理由;僕の独立開業 ほか)
第2章 LIFEのおいしさの秘密(うちのイタリアンは肉が中心;メニューを考える;パスタの横の惣菜 ほか)
第3章 LIFE流気持ちよく働くために(時代の流れをみること;息抜きが余裕をつくる;子どもが生まれて ほか)
著者等紹介
相場正一郎[アイバショウイチロウ]
1975年、栃木県生まれ。惣菜屋を営む両親の元で育ち、18歳で料理人になるべく単身イタリアに武者修行。帰国後、裏原宿のアパレル店が経営するレストラン勤務を経て、2003年代々木八幡にイタリアンレストラン『LIFE』をオープン。2012年には参宮橋に姉妹店『LIFE son』をオープン。『TARUI BAKERY』と共同の店舗という新しいスタイルにも注目が集まる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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りょうちん
4
栃木県生まれ。惣菜屋を営む両親の元で育ち、18歳で料理人になるべく単身イタリアに武者修行。帰国後にアパレル会社の経営するレストランを経て、自分の店を興した話。これから独立して自分の店を持ちたい人にはヒントになることも少なからずあると思う。具体的に書かれていることもあれば、漠然としていることもあるけれど、それはまあ読み物なので由としよう。本当に「世界でいちばん居心地のいい店」なのかは自分の目で見てみたいと思った。代々木八幡の「LIFE」もしくは参宮橋の「LIFE son」よ、待ってろよ。近く必ず行くからね。2014/09/21
YusukeM
2
あっという間に読める大変面白い一冊。代々木八幡「LIFE」を人にオススメされていたがまだ訪問できていないのでぜひ行きたい。しかしオーナー相葉さんの考え方はシンプルで、明瞭で、素晴らしい。実家が人気のあったお惣菜屋さんであること、周りに飲食業の人間が多かったことなど、飲食業として独立・開業するにはラッキーな一面もあるが、それをもってしてもやはり彼独自の哲学がないとこういったお店はできないのだろうと思う。2014/11/18
Humbaba
1
生活をしていくためにはお金が必要であり、それはスタッフも同様である。勉強のためと思えばある程度安い金額でも働けるという人もいるが、それをあてにしていては長期的に働いてくれる人は得られない。また、そもそも自分の将来を考えても、商売を優先しない限りは儲けの額にも限界がある。一方で自分のやりたい店というのは商売を優先していては成り立たないし、そもそもそれで長続きもしない。だからこそ多店舗を経営することで利益とやりがいの両立を可能とする。2025/01/28
まつぼっくり
0
電車通勤一往復でちょうど読める量&読みやすさ2016/12/06
しーやん
0
店主の思いが伝わる。2015/01/12