出版社内容情報
なつかしいのに新鮮、じんわりと体と心に効いてくる料理で人気の著者がお弁当を提案。楽しい工夫がいっぱい。
内容説明
小さな箱にさまざまな思いを込めて作るお弁当。かえる食堂の小さな暮らしシリーズ。
目次
日々のお弁当(日の丸弁当;のり弁当 ほか)
おむすびいろいろ
そのときどきで…(腹持ちのよいお弁当;軽めのお昼弁当 ほか)
かえる食堂の作りおき
誰かのために(久しぶりに会う祖父母へのお弁当;誕生日のお弁当 ほか)
ひき肉のくふう
卵のくふう
季節のお弁当(ひな祭り弁当;お花見弁当 ほか)
甘いものの楽しみ
いろんなある日
著者等紹介
松本朱希子[マツモトアキコ]
料理家。広島県呉市生まれ。京都の大学在学中に料理家・平山由香さんのアシスタントを経て、モーネ工房で、暮らしまわりについて学ぶ。工房でランチを出したことをきっかけに「かえる食堂」をスタート。現在は東京在住で、実家から届く野菜や果物を使い、旬の素材に寄り添ったじんわりとおいしい料理を提案する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あつひめ
30
いろんな料理本があるけど、気負いすぎていないこの一冊が気に入りました。所々に著者の心がそっと書きとめられている。読んでいると最近忘れかけていた気持ちをそっと引っ張り起してくれる感じ。真似してみたいレシピもあるけれど、まずはお弁当や食事を作る時の気持ちを真似したくなった。お弁当のふたを開けたときの気持ちとかね・・・。早速、今朝日の丸弁当をこしらえてみました。手元に置いておきたい一冊です。2010/08/31
ヒデミン@もも
23
松本さん、若い世代だと思うけど、なんとも懐かしいおばあちゃんのような昭和のお弁当。いいなぁ。育ち盛りの息子のお弁当にはならないけど作り置きの常備菜の参考に。2014/04/07
ケロコ
21
【図書館】シンプルだけど、美しくて美味しそう。これだけ?これだけでいいの?というおかずの数の少なさ。太郎、二郎からはきっとブーイング間違いなしだけど、私はこんなお弁当嬉しい。これでいいのだと気付かせてくれた。シンプルでも美味しいのだ。2017/05/08
ケロコ
17
【図書館】久しぶりに借りた。読み返すと素朴さ加減を思い出し、これでいいのよと安心する。たまに読み返すべき本だ。久しぶりに玄米小豆おにぎりを食べたくなったわ。2018/08/19
まみ
16
すごく私好みのお弁当本。焼き鮭をネギポン酢につけるひと工夫、雨の日には雲の形の卵焼きの下に水玉の豆ごはんを並べる遊び心、焼き飯には中華風のおかずを合わせるテーマ性。ちょっとしたことだけどなかなかできないことをやってみたらお弁当ってうんと素敵になるんだな。私のお弁当作りは毎日ではないので、状況や相手に合わせて作るお弁当や行事弁当がたくさん紹介されているのが嬉しい。子供のお弁当をオムライスにしたときケチャップをどうするかいつも困っていたけれど、卵に包み込めばいいのか!やってみよ。2010/04/12