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出版社内容情報
大豆など食品の多くを輸入に頼る日本では、知らないうちに遺伝子組み換え食品を摂取している。この問題を平易に解説した入門書。
目次
第1章 遺伝子組み換え食品には、健康にとってどんな危険性が潜んでいるのか?(小児科医が子供たちへの影響を訴える;成長ホルモンが入った牛乳?“魚トマト”に“人間豚”;遺伝子組み換え食品が、アレルギー反応を引き起こす;遺伝子組み換え食品で、抗生物質が効かなくなる?;遺伝子組み換え食品の中の、有毒な遺伝子;遺伝子組み換え食品が、免疫力を低下させる;遺伝子組み換えによって、食品の栄養成分が減少する)
第2章 私たちの知っている自然が死を迎える(科学者が環境への影響を訴える;遺伝子によるトロイの木馬効果;遺伝子汚染;スーパー雑草の誕生;すべての畑が殺虫剤製造工場になる;スーパー害虫が生まれる)
第3章 破滅へと向かう種子は、すでにまかれた(農民が有機農業の終焉を訴える;農家はどこに行ってしまったのか?;販売先を失い、農場を失う農民たち;遺伝子組み換えによって迫害される農家;遺伝子組み換え作物のノーと言おう)
第4章 スーパーマーケットでの遺伝子組み換え食品の簡単な見分け方(スーパーマーケットでの簡単な買い物ガイド;果物と野菜;二区と魚;乳製品と卵;ベビーフード;穀類と豆類;調味料と食用油、スープとソース;缶詰と冷凍食品;パン、クッキー、シリアル;スナック菓子;飲料;調べてみよう)
第5章 食べ物の未来を選択しよう(市民運動家は訴える;運動に参加する10の方法)
著者等紹介
キンブレル,アンドリュー[キンブレル,アンドリュー][Kimbrell,Andrew]
執筆者、弁護士、市民運動家として20年以上もの間、法廷と草の根運動の最前線で活動し、環境を守り持続可能な農業生産の方法を促進するために努力してきた。1997年にワシントンD.C.を拠点とする食品安全センター(Center for Food Safty)と国際技術評価センター(the International Center for Technology Assessment)を創設し、事務局長を務める
白井和宏[シライカズヒロ]
1957年横浜生まれ。中央大学法学部卒。英国ブラッドフォード大学大学院ヨーロッパ政治研究修士課程修了。神奈川ネットワーク運動事務局長、生活クラブ生協神奈川理事、生活クラブ生協連合会企画部長を経て、生活クラブ・スピリッツ(株)代表取締役専務
福岡伸一[フクオカシンイチ]
1959年東京生まれ。京都大学卒。青山学院大学理工学部教授。分子生物学専攻。“生命とは何か”を動的平衡論から問い直した『生物と無生物のあいだ』(講談社現代新書)は、65万部を超えるベストセラーとなり、2007年度サントリー学芸賞を受賞。他に『プリオン説はほんとうか?』(講談社ブルーバックス、講談社出版文化賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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