内容説明
自閉症ってひきこもりのことじゃないの?元気な男の子と思ってたらADHD?!このまま不登校が続くとどうなっちゃう?娘のダイエットは行きすぎでは…?病院を探す前に、ちょっと勉強。児童精神科の専門医がやさしく書きました。
目次
第1部 幼児・学童期編(「自閉症」を正しく理解して―自閉症とそれに似た発達障害;落ち着きのない子、乱暴な子、言ってもわからない子…それって病気のせい?―ADHDとLD;チックは体質?それとも心の病気?―チックとトゥレット症候群;しゃべれない?しゃべらない?―吃音と選択性緘黙 ほか)
第2部 思春期編(思春期とつきあう;不登校とひきこもり;え?脳が故障する?!―統合失調症;気分はジェットコースター―思春期の気分障害 ほか)
著者等紹介
山登敬之[ヤマトヒロユキ]
1957年東京生まれ。精神科医、医学博士。筑波大学大学院博士課程医学研究科修了。専門は児童青年期の精神保健。国立小児病院精神科、かわいクリニックなどに勤務したのち、2004年に東京えびすさまクリニックを開院(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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カカオ
4
こどもに寄り添うとはどういうことかを学べる1冊と感じた。10年以上前の著書ではあるが、支援に必要な本質的部分はいまも変わらないと感じた。強迫性障害、摂食障害、発達障害など、支援に苦慮している方には特に一読の価値があると考える。2021/05/14
中本 雄大
1
保健師の自分にとっては常識的(発達障害、トゥレット症候群、吃音、緘黙、不安障害、恐怖症、心身症、おねしょ、不登校、ひきこもり、統合失調症、気分障害など)なことが書かれているがとても平易かつ愛がある文でわかりやすい。今までいくら反芻しても飲み込めず、他人の言葉でしか話せなかったことをいくつかこの本を通して飲み込むことができた。 思春期の不登校についてが面白かった。自分自身も不登校歴のあるため、「その通り」「そうそう。」と共感できた。それくらい、当事者の立場にできるだけ立とうという作者の愛が感じられた。2011/05/05
りゅう
1
※新版がある模様 図書館で見つけた本。いろいろな症例の説明が羅列されているだけ、といった印象でやや期待はずれ。 この分野の本にはいまいち何が伝えたいのか、誰をターゲットにしているのかわかりにくい本の割合が多いような気がする。 難解な本ではないので入門書としてはいいのかもしれない。2012/11/24
ミカヅキカゲリ
0
解説なので面白いものじゃなかった。2011/06/16