内容説明
ひとりごとみたいな。誰かと、おしゃべりしているみたいな。岡尾美代子さんのエッセイ。
目次
バラが咲いた
ヨーダのお家計画
coffee things
コーニッシュウエア
カレーパン
桃のジャム
傘の話
リネンウォーター
暑中お見舞い申し上げます
Ongaku〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ケロコ
20
【図書館】雑貨が大好きなケロコであるが、断捨離と新しい暮らしを模索中のため、今は買わないようにして、あれこれ本を眺めている。雑貨本を、眺めていて『これが欲しい!』というものに出会えたらもうけもの。2019/03/10
野のこ
14
岡尾さんの文章好きです。友人に送るハガキのようなまた日々のつらつらを綴った日記のような。シルバニアのベビーベッドの中で家の完成を待つヨーダが可愛すぎる!「待つのじゃ」クスッと笑っちゃいました。気になったのは青森県の不老不死温泉の浜千鳥柄と波のパターンにしつこいくらいの“不老不死 不老不死”と書かれた浴衣、行ってみたい。季節ごとに「桃トーストを極める」とかテーマを作るのは真似したい。季節の移り変わりに喜びを感じる一冊でした。文の最後の「またね チャオ!」がなんだかくすぐったくて嬉しかったです。2017/03/20
ビスケ
7
カレーパン、桃のジャム、リネンウォーター、ウールグッズ、クルミバターを塗って、バナナをのせたパン、etc。淡く曇った磨りガラスのようなポラ写真と、妙に落ち着く文章。紅茶か珈琲をおともに楽しみたいエッセイ。2009/10/26
ニコ
6
あっさり読めるけど、全然物足りなさがない。耐えず移動する人生と女の子のクマの箇所が大好き。チェブラーシカの名前の意味があまりに可愛くて笑ってしまいました。これを読んで以来、♩テレタビーズの時間だよ♩が頭から離れません…2013/08/24
柴モモ
5
お風呂の中で手足を伸ばしてふぅと力をいた時みたいな、そんなゆるゆるした感じの本でした。感動する本もドキドキする本も好きですが、読書をしつつもちょっと一息という時にぴったりです。図書館でかわいらしい装丁に魅かれて手に取りました。ちょっとぼやけたようなポラロイド写真が、綴られてる言葉とマッチしてなんだかいい感じです。エッセイを読むというより、タイトル通りに女同士の他愛も無いおしゃべりみたい。No2も一緒に並んでいたので、濃い小説の後の箸休めに借りて来ます。2012/03/24