目次
第１章 神経衰弱ギリギリの妊婦たち
第２章 疾走する「出産」ハイウェイ
第３章 戦いはこれからだ
第４章 出産の神様、雨森良彦先生にお尋ね
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
うちこ
7
約30年前に、40歳手前で出産をされた著者の経験が綴られています。 お医者さんとの対談の内容から当時の状況や常識とされていたことがわかり、自分が見てこなかった妊娠出産世界を教えてもらう発見がありました。 あらゆる身近な人の助けを得ながらの苦労が綴られています。不安の分解を職業病的に脳内で言葉にされていて、さすがだな、と思う段落がたくさんありました。 このさすがな感じは、川上未映子さんの『きみは赤ちゃん』を読んで以来の感動です。川上さんの世代よりもバブル時代の色が濃くパンチがあって、いろいろストレート。2023/08/16
くー☆
0
全く神経すり減っていないけど（笑）読んでみました！ お仕事をバリバリやっていて、高齢出産にチャレンジする著者のお話です。 「自分の力でどんな困難な状況でも乗り越えてきたけど、妊娠は自分の力ではどうにもならない異次元のことだった」というようなことが書いてあって妙に納得。妊娠も自分の力で乗り越えられる！余裕！！と思って過信していたら大変な目にあうよな…。と考えさせられました。 高齢出産を考えている人にお勧めの1冊です。とても参考になりました。2016/10/10
