僕の音、僕の庭―鑑式音楽アレンジ論

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  • サイズ B6判/ページ数 333p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784480873675
  • NDC分類 761.8
  • Cコード C0073

出版社内容情報

「ルビーの指環」はじめ数々のヒット曲を手掛ける名アレンジャー初の書き下ろし音楽論。ジャズ・クラシックにまで及ぶ豊富な経験から、音楽の可能性を考える。

内容説明

福山雅治、大瀧詠一、寺尾聰との楽曲制作。興味深い生い立ち。クラシック、ジャズとの出会い。豊富な体験から見えてくる「音楽の可能性」とは。第一線で活躍する名アレンジャー初の書き下ろし。編曲の作法から打ち合わせ術まで、ノウハウを大公開。

目次

第1章 CAF´E AKIRA・アレンジの実際を語ろう(寺尾聰 ルビーの指環;大瀧詠一 君は天然色 ほか)
第2章 素敵にするための素敵なこと(良い打ち合わせは良い音楽を生む;スタジオで如何に学べるか ほか)
第3章 僕はどこから来たのだろう?(「何となく面白い」の「何となく」は、無意識の決意表明;徐々に音楽が近づいてくる ほか)
第4章 価値観を磨くには(ロンドンは響きが良いか;リアルワールド・スタジオ ほか)
第5章 音楽と言語(音楽が音楽になるまで;音楽を語る言葉 ほか)

著者等紹介

井上鑑[イノウエアキラ]
作編曲家、キーボード奏者。チェリスト井上頼豊の長男として東京に生まれ、桐朋学園大学作曲科で三善晃氏に師事。寺尾聰『ルビーの指環』で1981年日本レコード大賞編曲賞受賞。同年、シングル『GRAVITATIONS』でソロデビューし、以来通算13枚目のソロアルバム『CRITERIA』を2006年に発表。先鋭的なサウンドクリエイターとして時代の先端を走り続け、寺尾聰・大瀧詠一・福山雅治・本田美奈子等多数のプロジェクト、ヒット作品を持つ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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けくの太郎

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おもしろかったです。生い立ちのエピソードがとても印象的でした。2011/11/20

慶多楼

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下手なビジネス書よりも啓発される。ってビジネス書なんて読んだことないけども。鑑さん編曲といえば稲垣潤一だなー。2025/02/06

呑司 ゛クリケット“苅岡

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コロナ禍が収まらない中、多くの音楽家が苦しんでいることだろう。演奏家ばかりでなく、廻りで支える作曲家、編曲家、音響、美術、照明…。そんな人々に思いを馳せながら再読した本。人類誕生以降、人は何かを伝えたくて音楽を発見する。より多くの人々に伝えるためには、売れることが必要となる。著者は編曲者として、音楽で何が出来るか?それは新しいか?等々を悩み、苦しんで作り出している様子がありありと想像出来る、面白い本だと感じた。2022/03/09

呑司 ゛クリケット“苅岡

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コロナ禍の下、割りを食っているのは、飲食店ばかりではなく、音楽家もその一人だと言うことを忘れてはいけない。著者はイエス、ウェザーリポート、フランク ザッパをインプットして寺尾聰、大瀧詠一、福山雅治をアウトプットした人だ。今こそ音楽に飢えてみて、自分のチャントで音楽とは何か、音楽に何が可能かを見つめてみたい。2021/05/27

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