大島渚と日本

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  • サイズ B6判/ページ数 314p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784480873620
  • NDC分類 778.21
  • Cコード C0074

出版社内容情報

「絞死刑」「愛のコリーダ」「御法度」など、戦後日本に屹立する作品を撮った大島渚。映画史の第一人者が敬愛と感謝をこめて論じる。

内容説明

『日本の夜と霧』『絞死刑』『愛のコリーダ』『戦場のメリークリスマス』『御法度』にいたるまで、デビュー以来つねに時代の中心に位置してきた鬼才・大島渚。日本映画史の第一人者が、敬愛と感謝の念をこめて、大島作品の全貌を論じる。

目次

日本と逆に。日本に
宴会と配役
異形の俳優たち
競いあう歌、歌。
単独で歌う者
ぞっとするほど美少年
初期とは何か
太陽の帝国
原初の死者
なぜ映画を撮れないのか
アブジェクトとしての捕虜
われらが他者なる朝鮮
唐がらしを煮詰める
朝鮮人R
交換と反復
強姦こそわが人生
見つめる女たち
シノ、サダ、セキ
事後性について
日本映画のなかの大島渚
枢軸の影
大島渚と同時代であること

著者等紹介

四方田犬彦[ヨモタイヌヒコ]
1953年西宮生まれ。東京大学で宗教学を、同人文系大学院で比較文学比較文化を学ぶ。ソウルの建国大学に始まり、コロンビア大学、ボローニャ大学、テルアヴィヴ大学などで客員教授、客員研究員を務め、現在は明治学院大学教授として映画史の教鞭を執る。映画と文学を中心に、漫画、料理、都市論、現代思想をめぐり、批評活動を行う。サントリー学芸賞、伊藤整文学賞、講談社エッセイ賞、桑原武夫学芸賞などを受ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

dubstepwasted

0
日本。韓国。女。強姦。ホモソーシャル。太陽。宴会。歌。事後性。2014/01/05

カツェ

0
映画見つつ、読んでちょうどいい。2013/12/17

Ahmad Todoroki

0
本書が英訳されるならタイトルは Nagisa OSHIMA vs Japan 、これしかありえない。

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