リュミエール叢書<br> 1923溝口健二『血と霊』

リュミエール叢書
1923溝口健二『血と霊』

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  • サイズ B6判/ページ数 232p/高さ 19X14cm
  • 商品コード 9784480871718
  • NDC分類 778.21
  • Cコード C0074

内容説明

溝口健二がデビューした関東大震災の年に撮った『血と霊』―それはどんな映画だったのか?日本における表現主義受容の歴史と、革新の波にあらわれる当時の映画状況の両面から、失われた映画に肉迫する。

目次

第1章 監督・溝口健二の誕生(日活向島の「新派劇」;「映画劇」という「新しい波」;「映画劇」の挫折と「新しい新派」の登場;『京屋襟店』;監督1年生・溝口健二の10作品)
第2章 表現主義の受容(『カリガリ博士』の衝撃;実践―舞踊・演劇・戯曲;実践―映画)
第3章 『血と霊』(封切まで;原作から映画へ;表現主義映画としての『血と霊』;怪奇犯罪譚としての『血と霊』)
第4章 『血と霊』以後(震災の影;表現主義から社会主義へ;溝口健二のその後)

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