リスク、不確実性、利潤

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リスク、不確実性、利潤

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  • サイズ 46判/ページ数 528p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784480867339
  • NDC分類 331.85
  • Cコード C0033

出版社内容情報

20世紀の経済学に大きな影響を与えた理論経済学者・ナイト。資本主義の原理を追究し、企業経営の本質に迫り、営利の源泉を喝破した主著にして名著を新訳で刊行。

内容説明

シカゴ学派の始祖として活躍し、20世紀の社会科学に大きな影響を与えた経済学者フランク・H・ナイト(1885‐1972)。自由主義と市場経済を擁護しつつ、自由放任を是とする新自由主義を批判した。本書でナイトは、「リスク」と「不確実性」を峻別し、現実の経済に存在する「不確実性」こそが企業経営における利潤の源泉であると説明する。示唆にあふれ、今なお味読に値する名著が新訳でよみがえる。充実した巻末索引も付載。

目次

第1部 序言(経済理論における利潤と不確実性の位置;利潤の理論―利潤との関係における変化とリスク)
第2部 完全競争(選択と交換の理論;共同生産と資本化;不確実性が存在しない場合の変化と進歩 ほか)
第3部 リスクと不確実性に因る不完全競争(リスクと不確実性の意味;不確実性に対処する構造と方法;企業と利潤 ほか)

著者等紹介

ナイト,フランク・H.[ナイト,フランクH.] [Knight,Frank Hyneman]
1885‐1972 二十世紀を代表する米国の経済学者。自由主義市場経済体制を擁護し、ケインズ主義的経済介入に異議を唱える「シカゴ学派」の始祖として知られる

桂木隆夫[カツラギタカオ]
1951年生まれ。法哲学および公共哲学専攻。学習院大学名誉教授

佐藤方宣[サトウマサノブ]
1969年生まれ。経済学史・経済思想史専攻。慶應義塾大学経済学部卒業、同大学院経済学研究科後期博士課程単位取得退学。現在、関西大学経済学部教授

太子堂正称[タイシドウマサノリ]
1974年生まれ。経済哲学・社会思想史専攻。慶應義塾大学経済学部卒業、京都大学大学院経済学研究科博士課程修了。現在、東洋大学経済学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

壱萬弐仟縁

34
新刊棚より拝借。1921年初出。われわれは、力や変化について、所与の条件における効果や結果を記述することなしには議論できない(太字、38頁)。欲求充足の問題は、割合ないし相対的な比率の問題。どれだけの割合の時間や所得を必要や活動に動じるべきか(94頁)。貧しい社会階層においては、その結婚年齢や家族の規模は、親の支配下にある子供たちからの稼ぎと扶養するための費用の間の経済的利益、損失の量によって決まる(注155、211頁)。2021/08/24

人生ゴルディアス

5
ケインズと同時代の人なのか。にしてはいかにも前時代的な内容でした。人間理解が非常に素朴と言うか雑と言うか。シカゴ学派の祖と聞いて、なるほどと。愚かな人間要素は邪魔だから排除しとけみたいな。だから貨幣錯覚はないとするマネタリズムにもつながるのか。シカゴ学派の皆さんは、シカゴ大学の教授室を巡る争いを大好きな自由市場取引で解決できていないところから反省してください。それとやはり「均衡」という概念への異常な信頼感がある種不思議でさえある。もちろん著者も条件付きにしてるんだけど、そもそも本当に均衡は存在しうるのか?2021/09/14

takao

3
・p.15 初版序文 この本に根本的に新しいところはほとんどない。これまでなされてきた以上に、従来の経済的教義の根本原理をより正確に提示し、その含意をより明快に示そうとする試みを表したものである。すなわち、この本の目的は洗練であって再構築ではなく、「純粋理論」の研究である。 2022/05/25

☆ツイテル☆

2
フライヤー2022/02/26

☆ツイテル☆

2
フライヤー2022/02/25

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