シュタイナー経済学講座―国民経済から世界経済へ

シュタイナー経済学講座―国民経済から世界経済へ

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  • サイズ B6判/ページ数 292p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784480867025
  • NDC分類 331
  • Cコード C0033

内容説明

最も平明、具体的なシュタイナー経済学の入門書。「学問としての経済学」を根本から捉え直し、現実の問題を解決する原則を提示した、シュタイナー晩年の画期的講義の全訳。

目次

国民経済学の誕生・自然と資本のあいだの経済活動
価格形成・生産の三要素=自然・労働・資本
社会的営為として組み込まれる労働・分業
分業による資本の発生・貨幣経済と資本
循環過程としての『経済プロセス』―価値の構築と解体・見かけ上の価値
公正価格の公式・決済・融資・贈与・精神生活と経済活動
国民経済の運動要素と静止要素・地価
国民経済学の概念訂正・三つの価格方程式
決済・融資・贈与の資本移転による生産性・銀行組織
国民経済における相互性・利子・精神生活と法律施行との中間にある経済活動〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

iwri

2
再読。シュタイナーは本講演の初めに3分節運動について触れているが、3分節論の中でも経済領域の問題がいかに大きいものであるかを伺わせる。3分節論同様、シュタイナーの経済観をそのまま現代に適用できるかは疑問な点もあるが、むしろ重要なのはシュタイナーが経済を、あるいは社会を観察するときの方法である。初期著作から一貫しているゲーテ的観察がここでも行われている。松野孝一郎は内部観測を貨幣の流通プロセスに適用していたが、シュタイナーの観察は優れて内部観測的であると言える。2011/12/17

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