過剰診断―健康診断があなたを病気にする

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過剰診断―健康診断があなたを病気にする

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  • サイズ B6判/ページ数 302p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784480864345
  • NDC分類 492.1
  • Cコード C0047

出版社内容情報

早期発見・早期治療を進めるのはいいことなのか? あなたが診断された「病気」は「病気の可能性」かもしれない。見落とされてきた過剰診断の害を警告する。

内容説明

早期診断・早期発見の危険な罠!その病気、本当に治療の必要がありますか?

目次

序論 診断したくてたまらない
第1章 過剰診断の誕生―血圧が高いと“患者”になる
第2章 ルールを変える―糖尿病、脂質異常症、骨粗鬆症の数値はどのようにして変わったのか
第3章 もっとよく見る―胆石、膝軟骨損傷、椎間板ヘルニア、腹部大動脈瘤、血栓の画像診断
第4章 前立腺がんのスクリーニング
第5章 その他のがんのスクリーニング
第6章 乳がんのスクリーニング
第7章 遺伝子検査:DNAの異常と病気の関係
第8章 事実を知ろう
第9章 システムを知ろう
第10章 全体像を知ろう
結論 診断を減らして健康を追求しよう

著者等紹介

ウェルチ,H.ギルバート[ウェルチ,H.ギルバート] [Welch,H.Gilbert]
米国ダートマス大学医学部の地域・家庭医療学教授であり、ホワイト・リバー・ジャンクション退役軍人病院で診療にも携わる

シュワルツ,リサ・M.[シュワルツ,リサM.] [Schwartz,Lisa M.]
米国ダートマス大学医学部の地域・家庭医療学教授であり、ホワイト・リバー・ジャンクション退役軍人病院で診療にも携わる

ウォロシン,スティーヴン[ウォロシン,スティーヴン] [Woloshin,Steven]
米国ダートマス大学医学部の地域・家庭医療学教授であり、ホワイト・リバー・ジャンクション退役軍人病院で診療にも携わる

北澤京子[キタザワキョウコ]
医療ジャーナリスト・京都薬科大学客員教授。1961年生まれ。京都大学理学部卒。日経BP社で「日経メディカル」「日経ドラッグインフォメーション」の編集に携わり、2014年退社。07年英国ロンドン大学公衆衛生学・熱帯医学大学院修士課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ソウ

4
カットオフ値の切り下げ(今まで病気ではない人が病気に)、テクノロジーの進歩(見え過ぎ)、で病人を作り出している。ランダム化比較試験をしなければ早期診断の有用性は判断できない。早期診断の自己強化型サイクルというからくり。どのような医療を選択するかは個人の自由、しかし行政・医者・製薬会社等のプレッシャーにより自由に選択できない現状(情報格差)。自分自身で選択できるように勉強しなければ。無症状での詳細なスクリーニングは不要、ただし身体の状態を確かめるため(体重、血液検査等)の定期的な検診は必要だと思う。2015/09/14

ZEPPELIN

4
ほんの小さな異常を見つけ、症状もないのに病気だと診断してしまうのが過剰診断。それが早期発見・早期治療になった場合は良いけれど、症状のない人を治療しても意味はなく、逆に健康を損なってしまう。ガンと診断されれば、保険に入れなくなることすらある。これには政治や企業、盲目的に早期発見を善と信じる医師、そして医療訴訟など複数の要素が絡んでおり、とても医師の善意だけに任せておける話ではない。健康を気にしすぎるあまりに病人と認定されてしまった、なんて例は我が国でも増えていきそうで恐ろしい2015/03/03

ハパナ

2
単位人数当りの各種ガンにおける診断(初期兆候発見?)数の増加に反して、死亡数は一定であるという図には驚きました。 それが過剰診断によるものなのか、疾病そのものが増えつつある中で相対的に死亡数が減った上で、見かけの数量が一定に見えるのかは本書では分からなかった。 信頼できる医者に身を投げ出すか、ある程度自分で判断できる様に勉強をするか。文中で”エネルギーと情報の間にトレードオフがある”とありますが、実感できる難しさですね。2015/05/06

takao

1
ふむ2021/04/02

Humbaba

1
診断に於いて問題とみなす閾値を下げれば、ミスを見落とす可能性は減る。また、そこで見つかった問題は将来的に大きな問題となってから対処するよりは簡単に対処できる。ただし、それは放置した時に本当に問題になることが確定しているというわけではない。診断するのもリスクを孕んだ行為であり、底にかけるコストが妥当なのかを再検討する必要はある。2017/07/02

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