内容説明
きわめつけの名句150で、今日から脳の鍛錬を!
目次
理論編 今からでも遅くはない!脳を鍛える五・七・五(日本には俳句がある!;俳句で脳を鍛えることができる;短期記憶はわずか一五秒で消える;忘却との格闘が鍛錬になる;脳の働き者“ワーキングメモリ” ほか)
実践編 憶えて!書いて!極めつけの名句一五〇選(記憶痕跡で脳の構造強化を!;俳句鑑賞で脳の活性化を!;“蕉風の名句”でボケ封じを!;初級編―一句を使った鍛錬;中級編―二句を使った鍛錬 ほか)
著者等紹介
ライダー,サミュエル[ライダー,サミュエル] [Ryder,Samuel]
作家。フリージャーナリスト。ここ十年ほど日本文化に傾倒、とくに中世文学や近世以降の俳諧を研究課題としている。好きな町は京都と浅草。俳号・夏生星也(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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hiroshi
6
「俳句で脳を鍛えることができる」たとえば11桁の電話番号を覚えるのはそう簡単ではないが、ハイフンを入れて3つに区切れば格段に覚えやすくなる。同じく五七五のリズムで日本人の頭に染み付いた俳句を読み覚えるのは、ボケ防止になる。そして、人間の短期記憶はわずか15秒で消えるので、その忘却に逆らい別作業を挟んで筆記すれば脳の鍛練になる…というような事が書かれています。高齢者の四人に一人が認知症だそうです。いくら体を鍛えていても脳がダメになったら体も悪くなる。ウォーキングの時間を減らし、暗記の訓練を習慣にしようと思い2014/11/21
やまとさくら
5
【テレビを観たり、音楽を聴いたりするのは脳の刺激にならない。モーツァルトは別】◎ひとつ覚えたら15を数えて覚えたのを思い出す。出来そうでできなかったり。。覚えやすい句は 場面が見える句ですね◎図書館でタイトルが気になり、手に取りました。本書をキッカケに俳句にふれ、興味を持ち始めました。2016/11/12