内容説明
本業であるサラリーマン生活をまっとうするために、金銭的リスクを投資でカバーする。そう決めて、10年かけてこつこつとワンルームマンションを買い、手取りの家賃収入1000万円を達成した。なるべく手間をかけず、借入れもせずにマンション投資で成功するために、知っておくべきポイントはどこか?マンション投資の極意を一挙公開。
目次
序章 なぜ不動産投資をするのか
第1章 私の中古マンション投資法―家賃年収1000万円までの道のり
第2章 中古マンション投資のメリット・デメリット
第3章 シミュレーションの力で見極める
第4章 物件探しから購入まで
第5章 実践 新米大家さん
第6章 出口対策を怠らない
第7章 実戦に役立つヒント集
終章
著者等紹介
芦沢晃[アシザワアキラ]
1958年生まれ。1983年都内某大学大学院で電気工学を専攻後、電気メーカーへ入社。新製品開発・設計、新規事業プロジェクトの実務を担当。1989年自宅中古マンションをローンで購入。1995年住替えしようとするが、担保割れで売却不能に。自宅の賃貸をきっかけに、手探りの不動産投資をスタート。2004年課長職を最後にリストラにより46歳で指名解雇。現在は、某電気メーカーにエンジニアとして勤務する現役サラリーマン。都心・京浜地区を中心に地方中核都市を含め、賃貸マンション20室を運営(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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mazda
19
著者の芦沢さんは、電気工学を専攻し電機メーカへ就職した後、指名解雇でリストラを経験しています。本書は、Excelを使った物件のキャッシュフローシミュレーション、家賃の回収、空室対策、出口戦略、減価償却済み物件の終焉、地震対策など、細かくて誰にも聞けないことが網羅されています。これを読んで内容を理解した上で投資していけば、大やけどを被ることはないのかも知れないと思います。図書館本ですがあまりにも内容が濃いので、早速購入しました。読みなおし必至の良書です。2017/09/03
baboocon
5
以前図書館で借りて読んだけれどとても勉強になり、書店で見かけたので今度は買って再読。やはり、ここまで詳しくシミュレーションしている不動産投資の本はみたことないw そしてもう一点強く印象に残るのは、「現金は強し」だなあと。いざ魅力的な投資案件が出てきた時に現金決済できるというのは「Buyer of choice」になれるという点で、著者の大きな強みだったと思う。中古ワンルームだといってもそこまでの種銭を貯めるのが大変な訳ですが…。2011/10/26
baboocon
4
中古マンション投資の物件選びや購入後の管理方法、出口戦略について、著者自身の体験を元に詳細に解説した本。 中古マンションには銀行の融資がつかないという理由もあるが、不動産投資というとレバレッジをかけた手法が一般的であるのに対して著者の現金決済一本の手法は堅実で好感が持てる。 また著者が理系だから、という訳ではないと思うが、長期間の収支シミュレーションがしっかりしていて、参考になった。2010/09/09
ふく
2
収支シミュレーションがよくできている2010/01/10
Tony
2
自己資金による不動産投資の本。物件を判断する上での収支の計算方法は参考になると思う。2009/08/22