内容説明
住宅ローンの制度ができてから、初めて大都市圏を襲った地震。建替?補修?自己破産?ダブルローン?被災地の人々にはどんな選択があったのか。地震で露わになった、この国の驚くべき実態。
目次
1 20秒の反転
2 国はそのとき何をしたか
3 被害の実態
4 二つの自己破産
5 もう一つの選択
6 補修か、解体か
7 「マンション建て替え」をめぐって
8 地震とバブルと
9 保険ははたして有効か
10 品質の座標―弱い地盤と欠陥住宅
11 住宅政策を問い直す
12 ゲーム・オーバーにはさせない