出版社内容情報
重症化の仕組みからワクチンの効果、予防策、パンデミックの乗り越え方まで、イギリスとの比較も含め、最先端の知見に基づいて語り抜いた、生き抜くための本。
内容説明
コロナはなくせない。でも、「飼い慣らす」ことはできる。免疫の仕組みを知れば、「パンデミック後」の世界がみえてくる。ワクチンの効果、重症化、変異株、後遺症…、あふれる情報に惑わされず、正しく判断するための基礎知識をやさしく解説。パンデミックの世紀を、みんなで生き延びるための最良の「見取り図」!
目次
第1章 新型コロナウイルスのパンデミックとは何か
第2章 わたしたちの体の中にあるパンデミック
第3章 ワクチンと免疫―パンデミックを「飼い慣らす」ための鍵
第4章 ウイルスからみるパンデミック
第5章 わたしたちはパンデミックをどう乗り越えるのか
第6章 パンデミックが「終わった」後の世界
最終章 パンデミックの「終わり」と、これからの世界
著者等紹介
小野昌弘[オノマサヒロ]
1975年生まれ。免疫学者。インペリアル・カレッジ・ロンドンでReader in Immunology(准教授)およびPrincipal Investigator(主任研究者)として、がん・新型コロナなどの感染症・自己免疫病におけるt細胞のはたらきを研究。学部の感染症・免疫コースで教鞭もとる。熊本大学でも客員准教授として研究を展開。99年に京都大学医学部卒業。皮膚科研修後、2006年に京都大学大学院医学研究科にて博士号取得。07年より同大学助教。09年からユニバーシティ・カレッジ・ロンドンでHFSPフェローとして研究。13年にBBSRC David Phillips Fellowshipを受賞し、同大学で研究室を開く。15年にインペリアル・カレッジ・ロンドンに移籍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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