免疫学者が語るパンデミックの「終わり」と、これからの世界

個数:
電子版価格
¥1,870
  • 電子版あり

免疫学者が語るパンデミックの「終わり」と、これからの世界

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2025年06月11日 09時00分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 336p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784480860934
  • NDC分類 498.6
  • Cコード C0047

出版社内容情報

重症化の仕組みからワクチンの効果、予防策、パンデミックの乗り越え方まで、イギリスとの比較も含め、最先端の知見に基づいて語り抜いた、生き抜くための本。

内容説明

コロナはなくせない。でも、「飼い慣らす」ことはできる。免疫の仕組みを知れば、「パンデミック後」の世界がみえてくる。ワクチンの効果、重症化、変異株、後遺症…、あふれる情報に惑わされず、正しく判断するための基礎知識をやさしく解説。パンデミックの世紀を、みんなで生き延びるための最良の「見取り図」!

目次

第1章 新型コロナウイルスのパンデミックとは何か
第2章 わたしたちの体の中にあるパンデミック
第3章 ワクチンと免疫―パンデミックを「飼い慣らす」ための鍵
第4章 ウイルスからみるパンデミック
第5章 わたしたちはパンデミックをどう乗り越えるのか
第6章 パンデミックが「終わった」後の世界
最終章 パンデミックの「終わり」と、これからの世界

著者等紹介

小野昌弘[オノマサヒロ]
1975年生まれ。免疫学者。インペリアル・カレッジ・ロンドンでReader in Immunology(准教授)およびPrincipal Investigator(主任研究者)として、がん・新型コロナなどの感染症・自己免疫病におけるt細胞のはたらきを研究。学部の感染症・免疫コースで教鞭もとる。熊本大学でも客員准教授として研究を展開。99年に京都大学医学部卒業。皮膚科研修後、2006年に京都大学大学院医学研究科にて博士号取得。07年より同大学助教。09年からユニバーシティ・カレッジ・ロンドンでHFSPフェローとして研究。13年にBBSRC David Phillips Fellowshipを受賞し、同大学で研究室を開く。15年にインペリアル・カレッジ・ロンドンに移籍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Iwata Kentaro

10
献本御礼。免疫学者の小野先生が、免疫学的観点からパンデミックのこれまで、そしてこれからを論じています。本書で興味深かったのは「わたし」という語が多々使われていることです。カッコ付の「わたし」。そして「他者の靴を履く」というエンパシーの言葉。そこには立場で分断されたパンデミック社会での融和の可能性が示唆されているのです。「専門家の立場で言ってるからー」と専門家の言葉に食傷気味な人は、是非本書をどうぞ。2022/06/24

ゆうすけ

7
英国在住の日本人免疫学者が書いた世界標準の本だと思う。最近筑摩書房、良い仕事をします。国際的に認められた学術研究をベースにしており、またわからないことはちゃんとそう書いているのが当たり前だけどすごい。第2章はT細胞についての結構専門的な話が多くてなかなか読み解くのが難しかったけど、読了した時にはなんとなく希望が溢れる。パンデミックは勝手に終わるのではなくて、人類が科学技術を使って終わらせない限り終わらないのだということがよくわかった。この本の中の「わたし」は、まさに僕自身だったかもしれない。2022/08/10

Ryoichi Ito

5
「ワクチンのお陰で,パンデミックは終息し,エンデミック状態に移行する。しかしコロナウイルスは決してなくならならず,インフルエンザよりたちの悪い感染症として存続する。我々は新しい変異株に絶えず備え,それが出現すると速やかにワクチン接種をしなければならない」また,多くの変異株に対応し,効果が持続するワクチンと有効性の高い治療薬の開発が切望されるとも。優秀な免疫学者である著者は,ワクチンは重症化を減らすが,感染を防止する効果は高くないとしつつも,ワクチ接種そのものには全幅の信頼をおいているようにみえる。 2023/02/06

Humbaba

2
コロナは人類にとって大きな脅威であり、それに対抗するための手段は矢継ぎ早に投入されている。それらの全てが有効だったのかはわからないし、やらなかったらどうなったのかというのはためすこともできない。それでもこれだけのスピードで対応策が打てたのは、多くの科学者が協力した結果であると言える。今後のためにもなにが効果がありどうすればさらにそれを効率的に進められるのかは検証が必要である。 2023/11/06

futomi

1
貧困問題の解決 教育、健康 医療格差の解消が次の時代を作るのですね。 WHOがパンデミックを宣言した時点で 新型コロナウィルスは無くならないのだ ということだったとは知りませんでした。2022/09/07

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/19848546
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品