内容説明
人類は無意識のうちに「別種の生命体」の誕生に手を貸してきた。物たち=土器の破片からコンピュータまでの隠されたいのちが露わになった今、かれらとの共生の道を提唱する。スリリングなライフサイエンス・ファンタジー。
目次
序章 来たるべき生命の予感
第1章 物たちの本質
第2章 物たちの起源
第3章 物たちとの出遇い
第4章 物たちの社会生活
第5章 人をかたどった物たち
第6章 物から機械へ
第7章 機械の中の幽霊
終章 来たるべき物たちに寄せて
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
カネコ
3
◎ 再読2014/02/09
shiaruvy
0
コメント予定 [1993.08.30 初版第五刷]
ゆどうふさん
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今までにない視点を持つことのできる本だと思う。 AIの進化した今の時代方が、発刊当時に読むより理解しやすい箇所が多いかも。 「機械たちは今でも人間の目的に仕えているのだろうか。それとも、ただ無目的にガタガタと動いているだけなのだろうか。それよりさらに不安なのは、人間がもはやあずかり知らぬことも制御することもできない、彼らだけの目的のために精を出しているのかもしれないということだ。」2025/08/24