内容説明
かつては宗教的権威、世俗的権力が都市を作り、いまファッショナブル感覚をうち出してディベロッパーがニュー・タウンを造成する。高騰する地価のもとで、荒々しく顔貌を変える現代都市のなかに、そのクライマクス(極相)を見、あるべき都市の空間と生活を構想する。
目次
1 形づくられる都市(象徴としての都市プラン;イエとミチの構造)
2 生きられた都市(生活空間としてのロウジ;入子としての居住空間)
3 変化する都市(流動する戸建て住宅;変化する市街地)
4 融合する都市(パフォーマンスの都市―分離から融合へ;わたしの中の都市)