最初のテロリスト カラコーゾフ―ドストエフスキーに霊感を与えた男

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最初のテロリスト カラコーゾフ―ドストエフスキーに霊感を与えた男

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  • サイズ 46判/ページ数 400p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784480858191
  • NDC分類 289.3
  • Cコード C0022

出版社内容情報

1866年4月4日、ロシア皇帝アレクサンドル2世が銃撃された。犯人はドミートリー・カラコーゾフ。事件の真相を探りテロリズムの誕生と近代の特異性を描く。

内容説明

一八六六年、一人の男が皇帝を撃った。弾丸はそれたが、世界は大きくかわった。―テロリズムが生まれた。

目次

第1章 カラコーゾフ事件の記録から―事実上のテロリズムの誕生
第2章 “リアル版”ラフメートフ―カラコーゾフ以後の革命家像
第3章 『皇帝に捧げた命』―複製技術時代の皇帝殺し
第4章 ラスコーリニコフとカラコーゾフ、「新しい言葉」の病因学
第5章 ラシャ外套―「一枚の外套には、なんとたくさんのものが入っているのだろう!」
第6章 「実例に基づくプロパガンダ」―ある検屍、または一八六六年四月四日の病理的起源
第7章 皇帝殺しの首
結文―一八六六年四月四日の時点で
附記

著者等紹介

ヴァーホーヴェン,クラウディア[ヴァーホーヴェン,クラウディア] [Verhoeven,Claudia]
米コーネル大学歴史学准教授。近代ロシア史、近代ヨーロッパ史専攻

宮内悠介[ミヤウチユウスケ]
1979年東京都生まれ。1992年までニューヨーク在住、早稲田大学第一文学部卒業。『盤上の夜』(創元SF文庫)で第33回日本SF大賞を受賞。『ヨハネスブルグの天使たち』(ハヤカワ文庫)で第34回日本SF大賞特別賞、『彼女がエスパーだったころ』(講談社文庫)で吉川英治文学新人賞、『カブールの園』(文春文庫)で三島由紀夫賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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どら猫さとっち

6
この男の存在なしでは、ドストエフスキーの名作「罪と罰」も「カラマーゾフの兄弟」も生まれなかった。ロシア皇帝アレクサンドル2世の暗殺を企てたこの男は、カラコーゾフ。彼の生涯を追った、知られざる男の肖像。「罪と罰」のラスコーリニコフは、彼に影響を受けて描いたという。そして、「カラマーゾフの兄弟」のアリョーシャの未来にも、彼の人生が垣間見えるかもしれない。ドストエフスキーファンには垂涎の一冊となるはずだ。ちなみに訳者は、三島賞作家の宮内悠介。2020/06/20

biwacovic

1
「近代のみこそが、テロリズムを実行可能にし、理解可能にした」・・・見事な論考。一気に読んだ。2020/05/13

悸村成一

0
読了9冊め。図書館本。感想はまだ纏まらない。白色テロル。何にしても読んでいて嫌気が射してくる。2021/03/27

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