前代未聞のイングランド―英国内の風変わりな人々

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  • サイズ B6判/ページ数 355p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784480857668
  • NDC分類 361.42
  • Cコード C0022

内容説明

イングランド人についてご存じですか?イングランド人自身もよくわからないこのテーマに、気鋭のイングランド人ジャーナリストが、持てる知力と体力のすべてをかたむけて取り組んだのが本書です。ページを繰るごとに引き込まれ、読むほどに魅了される、イングランド人の、一筋縄ではとらえきれない心の内がわ。

目次

第1章 中身のない国
第2章 奇体な外国人
第3章 イングランド帝国
第4章 「生粋のイングランド人」という嘘
第5章 われら少数の幸福なる民
第6章 神の御使い
第7章 ホーム・アローン
第8章 常にイングランドがあった
第9章 理想のイングランド人
第10章 妻に会う
第11章 古い国、新しい服

著者等紹介

パクスマン,ジェレミー[Paxman,Jeremy]
日本ではほとんど知られていないが、英国(ないしはイングランド)では広く知られた人物である。ヨークシャーに生まれ、ケンブリッジ大学で歴史学を修めたのち、ジャーナリストとしてデビュー、学生時代の新聞編集の経験を生かして幅広い活動をおこない、高い評価を得る。世界各地を精力的に回って取材をおこない、1970年代半ばには北アイルランド紛争の報道によって、その評価をさらに高めた。1980年代に入ると、テレビのアンカーマンとして人気を集めたが、中でも評判をとったのは1989年からBBCの‘Newsnight’の司会をつとめたことで、これにより英国を代表するジャーナリストとしての地位を盤石のものとした。現在も続いているこの番組では、その歯に衣を着せぬインタビューによって特に政治家たちから恐れられ、彼の番組には出演したくないという人間まであらわれるほどだった。日本で言えば、久米宏と田原総一郎とを重ね合わせたような人物といえようか。なおこのほかにも、ゲームショウ番組‘University Challenge’の司会もつとめ、また新聞、雑誌への寄稿も数多い。著作もすでに何冊かあるが、最近のものとしては『Friends in High Places』(Penguin),『Fish,Fishing and the Meaning of Life』(Penguin)があり、前者は副題に「誰が英国を動かしているか」とあるとおり、現代英国の政治と社会に関するルポルタージュで、発売後ベストセラーになった。一方、後者は彼の趣味である釣りに関する本である。ちなみにパクスマンは、『エスクァイア』誌の釣りに関するページも担当している。なおついでに言えば、1999年12月4日付のイギリスの雑誌『エロティック・マガジン』が、過去1000年でもっともエロティックな人物50人を選ぶアンケート調査の結果を発表しているが、それによれば1位はマリリン・モンロー、2位はサイレント時代の映画スター、ルイーズ・ブルックスと19世紀イギリスのロマン派詩人バイロンとが同点だった。そして4位には元首相マーガレット・サッチャーという、いささか腑に落ちない名前があがり、20位にパクスマンが選ばれている(21位はブリジット・バルドー、23位はクラーク・ゲーブル)
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