内容説明
日本で有数の発掘経験を持つ、考古学の泰斗が綴る自伝的発掘史。戦後すぐ、占領軍のキャンプ内で米兵にせかされながらの発掘など、スリリングな体験を交えつつ、学問の基本的な心構えを説く。体験的考古学入門。
目次
第1部 考古学との出会い
第2部 敗戦直後の考古学
第3部 同志社大学に入ったころ
第4部 黒姫山古墳の発掘と研究会の結成
第5部 『古代学研究』の発行
第6部 青春の総括としての黄金塚の発掘
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
謙信公
9
日本考古学の泰斗が数々の体験や逸話を交えつつ、考古学の基本的な心構えを説く。考古学には遺物重視の遺物学と遺物が遺跡にあることに価値を置く遺跡学の2つの流れがあるが、著者は遺物は遺構との関係に意味があり、遺跡は遺構と遺物により立証されるとして遺跡学を重視する。幼少時から考古学に興味を持ち、高校時代に自ら発掘調査を行い、占領軍のキャンプ内で米兵にせかされての発掘、末永雅雄氏と梅原猛氏の確執、末永氏が報告書で著者の扱いがでかすぎると猛抗議、名前の横に「助手」という紙を貼りやっと収ったなど、興味深い逸話も満載だ。2020/12/01
おらひらお
4
再々読。戦後すぐのころの著者の生き方に引き込まれる。2019/07/08
おらひらお
4
ひさしぶりに読み直しました。 2014/01/08
まのん
2
今って森さんの頃よりずっと博物館とか埋文とかが広報活動を頑張ってるはずなのに遺跡が日常から遠いところにあるように感じる。「遺跡保存活動をした経験がなけりゃ研究者とはいえない」っていうのは確かに納得できる部分もあるけど、発掘が破壊なりゃ保存も人為的なことなわけで、予算の問題もあるし……世知辛い!2014/04/17
おらひらお
2
考古学を学ぶ人だけでなく、全く学んでいない人でも面白く読める本。文化財保護の歴史を知る上でもためになりそうです。この本を読んでみると、文化財保護=仕事となってしまった現在の状態が良いものかどうか、全く分からなくなりました。2010/06/15
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