メシアニズムの終焉―社会主義とは何であったのか

メシアニズムの終焉―社会主義とは何であったのか

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 231p/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784480856081
  • NDC分類 309
  • Cコード C0036

内容説明

社会主義崩壊の歴史的意味。ロシア型社会主義は基本的にサン=シモン主義(=能力の階層制)であったことの思想史的実証―選ばれた者の自己犠牲という社会主義的エートス(メシアニズム=プロレタリア信仰)の崩壊―アメリカニズムもサン=シモン主義である…。20世紀思想潮流のなかで社会主義を位置づける。

目次

第1章 社会主義と「知」の支配
第2章 ロシア・インテリゲンツィアの世界―レーニンへ至る道
第3章 知識人問題と社会主義
第4章 新しい階級
第5章 二つの道―戦間期の社会主義と知識人
終章 知識人の解体、メシアニズムの崩壊