本屋一代記―京都西川誠光堂

本屋一代記―京都西川誠光堂

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  • サイズ B6判/ページ数 374p
  • 商品コード 9784480853462
  • NDC分類 024.067
  • Cコード C0036

内容説明

京都では唯一岩波本をそろえ、大正から昭和のはじめまで30余年間に花開いて一代で終った西川誠光堂。京都でこの本屋を知らない学生はモグリといわれ、三高や京大生の集いの場となった書店の番台にあって、だれよりも学生たちを愛した“名物おばさん”西川ハル。いまはない伝説の本屋と、その時代を再現。

目次

貸本屋をひらくまで
新刊を扱う本屋に
誠光堂に出入りする人々と本屋の周辺
社会主義の胎動
本屋の不景気
円本の時代はじまる
出版物に対する統制と誠光堂

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

石橋

0
恵文社から独立した堀部さんが、店名の由来として紹介されていたので読む。明治から昭和にかけて、三高・京大の学生さんが通った名物書店。当時の風物や女店主ハルさんと学生の関係性が生き生きと描かれていて、絶版なのが惜しい。しかしそれより一番印象に残ったのは、明治天皇の御棺を宮城から青山葬儀場まで引いていく3頭の牛の名前。 まぐろ れんげまんだら あめすだれ2017/08/12

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