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内容説明
京都では唯一岩波本をそろえ、大正から昭和のはじめまで30余年間に花開いて一代で終った西川誠光堂。京都でこの本屋を知らない学生はモグリといわれ、三高や京大生の集いの場となった書店の番台にあって、だれよりも学生たちを愛した“名物おばさん”西川ハル。いまはない伝説の本屋と、その時代を再現。
目次
貸本屋をひらくまで
新刊を扱う本屋に
誠光堂に出入りする人々と本屋の周辺
社会主義の胎動
本屋の不景気
円本の時代はじまる
出版物に対する統制と誠光堂