内容説明
家族を亡くしたあなたに明日への勇気を。悲しみに沈むあなたの心に小さな明かりをともします。カウンセラーが贈る思いやりとなぐさめとはげましの言葉。
目次
プロローグ 私の死別体験
第1章 死別の悲しみ
第2章 第一段階・ショック
第3章 第二段階・喪失の認識
第4章 第三段階・引きこもり
第5章 第四段階・癒し
第6章 第五段階・再生
第7章 子供を亡くした親の悲しみ
第8章 配偶者の死―パートナーを失う
第9章 親の死―成人後に「孤児」になる
第10章 家族全体の悲しみ
第11章 別れの儀式の持つ意味
第12章 死別の悲しみを乗り越える
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ラグエル
8
ステージモデル。ちょっと頭に入れておこう。で何、大事なのは、波がある、逆行もある、ということ。確かにそっちが人間らしい。人間らしく感情表出したり、無力感にさいなまれたり、するべきだもんなあ。2013/01/30
のえる
3
図書館本。20年前に出版された本だが死別の悲しみは時代が変わっても国境を越えても普遍的に変わらないものであることを実感。筆者を始めとするあらゆる方々の想いも綴られている。 数年前に大切な人を亡くした自分にとって共感したり励まされることが多かった。 悲しみを乗り越えるプロセスには5つの段階がある…①ショック②喪失の認識③引きこもり④癒し⑤再生、⑥魂の成長。 ●成長には変化がつきもの●笑いは百薬の長●悲しみは自分の心を開くことの大切さや深い思いやりの心を教えてくれる●どんな人間関係も大切に●好奇心●毎日に感謝2020/07/20
あまぐりこ
2
安心できました。2022/10/18
Soichiro
0
死別で苦しんでいるこの時に、どういう段階があるか見通しを与えてもらえるだけでも、大変な救いになった2024/03/10
sattin
0
日本ではこういう研究ってあまり進んでいない気がするが、海外では早いな。他の本に書いてない事象もあって励ましになった。日本の病院ではこういったケアは受けられないし、葬儀社でもないね。高齢化もあってグリーフケアというのは今後なくてはならない分野になると思うのだが。2023/01/21