内容説明
本書は、モンゴ=「捨てられているがまだ使えるもの」を拾うニューヨークの人々の暮らしぶりに迫った注目すべき記録である。
目次
第1章 モリネズミ
第2章 サバイバリスト
第3章 トレジャーハンター
第4章 アナーキスト
第5章 幻視者
第6章 ディーラー
第7章 プライバシーコレクター
第8章 考古学者
第9章 保存主義者
第10章 カウボーイ
著者等紹介
ボサ,テッド[ボサ,テッド][Botha,Ted]
ニューヨークに生まれ、日本、南アフリカ、ワシントンD.C.で育つ。ニューヨーク・タイムズ、ロサンゼルス・タイムズ、ウォールストリート・ジャーナルをはじめ、多くの新聞雑誌に記事を書いている
宇佐和通[ウサワツウ]
1962年、東京都生まれ。東京国際大学商学部卒。オレゴン州立南オレゴン大学にてビジネスコース修了。ホテル、商社、通信社勤務を経て翻訳家・ノンフィクション作家として活動開始
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
マサコサマ
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資料としてざっと流し読みしたものだけれど存外に面白かった。「ゴミ」か否かの判断はひとそれぞれ。大袈裟に言えば「ゴミ」の判断基準が、そのひとの人生だったり信条だったり思想だったりを表すこともある。興味深い一冊。これ、ニューヨークだけじゃなく他の都市、特に欧州ヴァージョンも読んでみたいなあ。2017/07/31
パプリカ14
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なんかごみ拾いへの嫌悪感が強くて まともに読む気にならなかった。2017/05/03
shimiminzou
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特異な人を観察する場合、その特異さに影響を受けることが避けられないと常々考えていてそれの良し悪しを量りかねていた。この作者の場合ゴミ(そうではないというのがこの本の主旨だが)のコレクターから受ける影響を好ましいと感じて変わっていく自分の心境を章の合間に語っている。存外に面白そうなその筆致を読みながら、しかしそこには永久に共感出来なそうで少々寂しさを感じた。2014/11/08
イクル
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◎2008/11/14
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- 和書
- 身近な実験で学ぶ地球環境