The Conversation Series
ザハ・ハディッドは語る

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  • サイズ B6判/ページ数 171p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784480836472
  • NDC分類 523.281
  • Cコード C0052

内容説明

世界中からラブコールを受ける建築家が創造の源泉とみずからの仕事を語る。「ローマ国立21世紀美術館」「BMW工場」から自身の「アラブ性」まで。

目次

1 美術館の可能性
2 展覧会をデザインする
3 BMWライプツィッヒ工場を語る
4 社会的複合性とは何か
5 レム・コールハースを迎えてのマラソン・インタビュー―ロンドンでロンドンを語る
6 レム・コールハースを迎えてのマラソン・インタビュー後のインタビュー―ザハ・ハディッドが語るザハ・ハディッド
7 中東でのプロジェクトを語る

著者等紹介

ハディッド,ザハ[ハディッド,ザハ][Hadid,Zaha]
1950年、イラクのバグダッド生まれ。ロンドンを活動の拠点としている建築家。女性として初のプリツカー賞(建築界のノーベル賞)を受賞した。初期には実作に恵まれなかったが、1983年、香港の「ピーク・クラブ」設計コンペに勝利し世界的に認知される。2012年のロンドン・オリンピック会場となる水泳センターなど、いまや世界中で複数のプロジェクトを手掛ける。東京にも巡回したシャネル社の『モバイルアート』展のためのパビリオンも手掛けた

オブリスト,ハンス・ウルリッヒ[オブリスト,ハンスウルリッヒ][Obrist,Hans Ulrich]
1968年、スイスのチューリッヒ生まれ。ロンドンのサーペンタイン・ギャラリーのディレクター、美術評論家。2003年のヴェネツィア・ビエンナーレ、2008年の横浜トリエンナーレなど国際展のキュレーションを多数手掛け、高く評価されている。編著書は60冊を超す

瀧口範子[タキグチノリコ]
シリコンバレーを拠点に活躍するジャーナリスト、編集者。テクノロジー、建築などの分野で執筆、展覧会・番組製作に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

C-biscuit

12
どや建築を読みザハについて本があったので、図書館で借りる。この本を読んでザハのことがよくわかるわけでもないが、アーティストであることはわかった。建築家であるが、美術などにも精通しており、多くの国の美術館の建設に携わっている。使う人のことを考えないデザイナーのような印象であったが、美術のキュレーションを深いレベルで理解しているような感じで、展示する側の可能性を広げてくれる印象である。もっとも自分のレベルでは本当の評価の部分はわからない。この本の中身についても、専門知識がないと理解できないことが多かった。 2016/03/22

ひでお

6
建築の展覧会で購入しました。10年前に出版された本で、インタビューはそれよりさらに前になります。建築についての専門的な意見は私にはわからないところも多いのですが、インタビュアーが繰り返し「実現しなかった建築」について意見を聴いても、過去ではなく、これからどうするかを考えている姿勢はおもしろいと感じました。美術館の展示ついては、現代アートであれば著者の考え方もありですが、古典絵画の場合はシンプルな箱のほうが、個人的にはいいなあと思います。2020/01/29

エリナ松岡

6
同一の美術評論家による、ザハ・ハディッド氏への複数のインタビューを集めたもの。彼女の作品を理解するヒントになるかと読んでみましたが、抽象的な表現は半分くらいしか理解できなかったかもしれません。ただ、やはりバックグラウンドとなるイスラム文化の要素が作品に盛り込まれているそうなので、そうした視点から改めて作品を見るとより深く理解できるのではないかと思います。2016/12/03

Koichi Tamura

6
パワフルで打たれ強い人。これだけコンペで入賞しても、実際に建築されない建築家はいないのでは。台中のグッゲンハイムも途中で宙ぶらりん。日本の競技場もしかり。2015/12/24

1
パブリック建築が町に与える価値というのは大きい。美術館の建築と作品の関係の仕方など、非常に興味深かった。人間の動線を作るのは建築の役割、であれば人間の活動とどのように関わるか、どう変えるか。男性優位の建築界で、しかもこれだけ大きなプロジェクトをこなすこの人のメンタルの強さもさすがすごいわ。へこたれないつうか、なんつうか。2013/09/12

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