美食の文化史―ヨーロッパにおける味覚の変遷

美食の文化史―ヨーロッパにおける味覚の変遷

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  • サイズ A5判/ページ数 281p/高さ 22X16cm
  • 商品コード 9784480830999
  • NDC分類 383.8
  • Cコード C0098

内容説明

絢爛たる美食の絵巻。古代ギリシアから、「美しい狂気」といわれる天才カレームの黄金期を経て現代に至るまで―2000年におよぶ人々の美味へのあくなき挑戦の歴史を、文学・料理書・食通の回想録等の資料を駆使して織りなす華麗なる絵巻。壮大に描く西洋料理の歴史。

目次

1 料理の二つの起源
2 アリストファネスの野兎からペトロニウスの猪まで
3 パンとワイン
4 そしてついに、タイユヴァンが…
5 メディチ家の亡霊
6 料理からガストロノミーへ
7 古いものと新しいもの
8 国際性の誕生
9 カレームの世紀

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あかふく

1
古代から19世紀まで、様々な「ことば」を通して、「失われた味を求めて」書かれた本。そもそも食と言葉という関わりが口の両義性に於いて成り立つとすれば、この本自体がそれを可逆的に行っていると見ることもできる。それゆえなのか、ウィットのきいた書き方をする所があり、単純な、退屈な歴史記述とはなっていない。おもしろい。カレームについて詳述した本に進みたいところ。2012/06/03

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