荷風 百〓 夏彦がいた―昭和の文人あの日この日

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  • サイズ B6判/ページ数 331,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784480823687
  • NDC分類 910.26
  • Cコード C0095

内容説明

つむじ曲りの頑固ものが気ままに生きた時代があった!文人たちの身辺雑記や楽屋ばなし精選三〇〇余話で織りなす昭和の世相と人情。

目次

冬空の俄に暗しきのふから―永井荷風
下町っ子は弱気でいけない―谷崎潤一郎
思いがけない“歳末騒夜”―小山内薫
あなたの名を汚すばかりですから―与謝野晶子
悶々と蠅を叩いていたりけり―吉川英治
何かいい題名はないか―梶井基次郎
直木って、いやにイバってますなあ―直木三十五
東京の真ん中で盆踊りとは―岡鬼太郎
やァとなァソレ、ヨイヨイヨイ―高見順
映画俳優にでもなってやろうか―石川達三〔ほか〕

著者等紹介

大村彦次郎[オオムラヒコジロウ]
1933年、東京生まれ。早稲田大学政治経済学部・文学部卒業後、講談社入社。「小説現代」「群像」編集長を経て、文芸出版部長、文芸局長、取締役を務める。『文壇栄華物語』は第18回新田次郎文学賞、『時代小説盛衰史』は第41回長谷川伸賞、第19回大衆文学研究賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ほうすう

6
昭和作家のエピソード集。表題に百けんとあるので内田百閒絡みの話がそれなりに読めるかと思ったけどほとんど見当たらなかったような。語呂で決めたとも言ってますしね。文豪同士の交流など新鮮な発見もあってまあまあ楽しめた。2018/10/05

アンコ椿

0
興味ある作家のところだけ拾い読み。それなりに楽しめる。2011/07/10

ふたば子

0
作家各々の動向を追うのではなく、時系列で複数の出来事を記しているので時代性や背景など感じることできて面白かった。それにしても文士というのは揃って変人で、身内にいない限りは至極楽しい人種である。2011/05/21

sasha

0
文壇人のエピソードで綴る昭和史。副題をメインタイトルにした方がいい。2010/10/05

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