内容説明
「旧聞日本橋」「美人伝」を著し、「女人芸術」を主宰し、ひと回り年上の妻として作家三上於莵吉を支えた時雨。彼女の生涯に深いまなざしを注いで、その人となりを見事に甦らせた初の本格的評伝。
目次
第1章 血族―アンポンタンと呼ばれた子
第2章 しぐれ誕生―邸奉公から結婚へ
第3章 スター時代―六代目菊五郎と共に
第4章 伴侶・三上於莵吉―演劇活動の挫折
第5章 二階の夫―大震災前後
第6章 「女人芸術」の歩み―女流作家群像
第7章 夢と美の人―著作「旧聞日本橋」「近代美人伝」ほか
第8章 全女性進出の表示板「輝ク」―作家夫婦の明暗
第9章 最後の旅―昭和に時雨あり
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