まくらは落語をすくえるか

まくらは落語をすくえるか

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  • サイズ B6判/ページ数 199p/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784480822727
  • NDC分類 779.13
  • Cコード C0095

内容説明

落語家のセンスが自在に生きるまくらこそ、古典落語に新しい血をふきこむ切り札ではないのか。面白い落語を面白く聴きたい。だから、こだわりたい。人情風俗が変わり、分かりにくくなったとみえる落語の世界も、生きのいいまくらが再生しうる、と。舌先三寸、時代を斬る肉声を待望する、もう一つの現代落語論。

目次

1 なぜ、まくらにこだわるか
2 同じ落語でまくらが変わる
3 明治のまくらの生きのよさ
4 まくらがひとり歩きして…
5 今、生きているまくらとは

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

半崎クジラ

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落語初心者とっては、個々の落語家への批評のようなものは共感もできなければ反論もできない。本当に無になってしまう。 しかし、台本の文字起こしは多くあれ、なかなかまくらに焦点を当てて語られる本は少ないから、色々な名人のまくらや江戸期の小噺の例示が多くあるのがありがたい。特に明治、大正期の名人たちの「まくら」に触れることができるのが嬉しい。 同じ噺について、噺家により様々のまくらがつけられていることが比べられるところも面白かった。2022/05/23

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