内容説明
落語家のセンスが自在に生きるまくらこそ、古典落語に新しい血をふきこむ切り札ではないのか。面白い落語を面白く聴きたい。だから、こだわりたい。人情風俗が変わり、分かりにくくなったとみえる落語の世界も、生きのいいまくらが再生しうる、と。舌先三寸、時代を斬る肉声を待望する、もう一つの現代落語論。
目次
1 なぜ、まくらにこだわるか
2 同じ落語でまくらが変わる
3 明治のまくらの生きのよさ
4 まくらがひとり歩きして…
5 今、生きているまくらとは
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