出版社内容情報
福島の田舎町にある、本宮映画劇場。築100年を超える。現在は不定期で上映会を開くが、かつて日本映画全盛期にはたくさんの作品や実演をかけてきた。都会では知られていない珍品のポスターや、いまや極めてめずらしいカーボンアーク式映写機が稼働する。まさに奇跡の映画館といえる。ここに残る貴重な資料を多数の図版で見せながら、田舎の映画館のしられざる歴史をたどる。
内容説明
映写機の光、謎のポスター、100年を超えた建物…映画をめぐる記憶を呼び醒ませ!堂々の大公開。奇跡の映画館へようこそ!
目次
第1部 素晴らしき哉、映画館!(ポスターあっての映画館;泥くさい映画ポスターの魅力;雑誌『成人映画』は家宝 ほか)
第2部 バック・トゥ・ザ・シアター(本宮座の始まり;本宮空襲と戦時中の映画館;本宮映画劇場誕生 ほか)
第3部 本宮映画劇場の逆襲(本宮映画劇場西へ カナザワ映画祭のこと;フィルム救出大作戦 本宮水害;復活の日)
著者等紹介
田村優子[タムラユウコ]
本宮映画劇場二代目館主・田村修司と妻・富久子のあいだに三人姉妹の三女として福島県本宮町(現・本宮市)に生まれる。安積女子高校(現・安積黎明高校)卒業、東京工芸大学で写真を学ぶ。大学卒業後はフリーのスタイリストとなり広告・雑誌などの仕事を続ける。現在、東京都内の名画座でアルバイト勤務、本宮映画劇場三代目として修業中の身(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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yamatoshiuruhashi
oldman獺祭魚翁
C-biscuit
hitotak
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