場末のシネマパラダイス―本宮映画劇場

個数:

場末のシネマパラダイス―本宮映画劇場

  • 提携先に2冊在庫がございます。(2025年10月08日 21時57分現在)
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    ※1回のご注文は10冊までとなります
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 176p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784480818577
  • NDC分類 778.09
  • Cコード C0074

出版社内容情報

福島の田舎町にある、本宮映画劇場。築100年を超える。現在は不定期で上映会を開くが、かつて日本映画全盛期にはたくさんの作品や実演をかけてきた。都会では知られていない珍品のポスターや、いまや極めてめずらしいカーボンアーク式映写機が稼働する。まさに奇跡の映画館といえる。ここに残る貴重な資料を多数の図版で見せながら、田舎の映画館のしられざる歴史をたどる。

内容説明

映写機の光、謎のポスター、100年を超えた建物…映画をめぐる記憶を呼び醒ませ!堂々の大公開。奇跡の映画館へようこそ!

目次

第1部 素晴らしき哉、映画館!(ポスターあっての映画館;泥くさい映画ポスターの魅力;雑誌『成人映画』は家宝 ほか)
第2部 バック・トゥ・ザ・シアター(本宮座の始まり;本宮空襲と戦時中の映画館;本宮映画劇場誕生 ほか)
第3部 本宮映画劇場の逆襲(本宮映画劇場西へ カナザワ映画祭のこと;フィルム救出大作戦 本宮水害;復活の日)

著者等紹介

田村優子[タムラユウコ]
本宮映画劇場二代目館主・田村修司と妻・富久子のあいだに三人姉妹の三女として福島県本宮町(現・本宮市)に生まれる。安積女子高校(現・安積黎明高校)卒業、東京工芸大学で写真を学ぶ。大学卒業後はフリーのスタイリストとなり広告・雑誌などの仕事を続ける。現在、東京都内の名画座でアルバイト勤務、本宮映画劇場三代目として修業中の身(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

yamatoshiuruhashi

52
読友さんのレビューで知り購入。小さな地方都市の映画館の娘として生まれ映画に関わる仕事に携わる著者が、父親からの聞取りと同時代の映画環境を調べ併せ表した一冊。事業として興行に何とか食い込みたい祖父の記録、その「お坊ちゃん」として生まれながら映画の衰退期に直面し悪戦苦闘する父、それでいながら飄々としたイメージの父親と、なんと「ピンク映画」や劇場としてストリップが良い収入だったことなどを語り合う親子の関係。映画、フィルムをいかに愛したか。モリコーネの音楽が頭に流れながら、笑いつつも最後には涙しつつの一冊だった。2022/10/09

oldman獺祭魚翁

24
まさにシネマパラダイス……貴重なポスターや宣材の数々……観ているだけで飽きない。 建物も含めどこかに補修して残せないものだろうか……2022/09/30

C-biscuit

7
新品購入。非常に面白い内容である。映画ファンにはたまらない内容だと思う。自分自身は映画ファンでもないが、タイトル通り場末の映画館自体が非常に興味深いところである。この本は、福島の本宮市にある著者の父親が経営していた映画館で、今でも要望があれば上映しているようである。古い映写機もあるようでカーボン式というのは日本ではこの映画館のみのようである。中身は古い映画のポスターや当時の写真などふんだんに使われており、当時の様子がよくわかる内容である。現在と映画の価値が違ったようにも思う。また、表紙もいい味が出ている。2022/12/31

hitotak

6
なんと大正3年に建てられた劇場が現在も残り、不定期ではあるが今もフィルムでの映画上映を続けているという本宮映画劇場と興行主の人生を、娘である著者がまとめた一冊。小さな町に映画館が2軒あるせいで映画全盛期でも経営が苦しく、アイスキャンデー販売をはじめ様々な副業(むしろ本業)があってなんとか成り立っていたという。怪しげな配給会社が映画売り込みに訪れ、試しに上映してみると全く面白くなく上映を切り上げた等の興行裏話が楽しい。映画ポスター(エロ・グロ映画多し)やフィルム、広告原稿など当時の資料も多く掲載されている。2022/05/29

hahaha

4
福島・本宮市にある今はもう閉館してしまっている映画館「本宮映画劇場」について、館主の娘さんが書いた本。実は何年か前に、旅行でこの映画館の近くを、建物に惹かれて寄ってみたことがある。外観の写真を撮っていると、館主さんが通られて、なんと中を見学させて頂いた。おまけに小津安二郎の「秋刀魚の味」の予告編を上映していただき、映写室で映写機の操作方法も丁寧に教えてくださった!あの時の感動は忘れません。どうして突然現れた見ず知らずの人間にあんなにご親切にしてくれたのか、この本を読むと、何となくわかる気がした。2021/08/19

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/18198882
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ドワンゴ」にご確認ください。

最近チェックした商品