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『洋酒天国』とその時代

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  • サイズ B6判/ページ数 388p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784480818270
  • NDC分類 674.7
  • Cコード C0095

内容説明

開高健さんのコピー“「人間」らしくやりたいナ”は、我が社の経営の根底に流れる思想でもある。この書は、開高健さん、山口瞳さん等、異才を放った社員たちが創ったPR誌『洋酒天国』を軸に、高度経済成長に突入する直前の熱気に満ち溢れた時代の姿を描いた、極めて興味深い昭和史の1ページとなっている。

目次

プロローグ 伝説の雑誌『洋酒天国』
第1章 その水脈から
第2章 佐治敬三が創刊した『ホームサイエンス』
第3章 開高健の“雑誌狂”時代
第4章 山口瞳と『洋酒天国』綺譚
第5章 柳原良平と「アンクルトリス」の軌跡
第6章 植草甚一世代の登場
第7章 薩摩治郎八のパリ・浅草伝説
第8章 埴谷雄高の酔虎伝
第9章 山本周五郎と間門園
第10章 酒場文化の復権
エピローグ―昭和三十年代、企業文化の覚醒
『洋酒天国』総目次(創刊号~第六十一号)

著者等紹介

小玉武[コダマタケシ]
1938年、東京生まれ。神戸、横浜で育つ。62年、早稲田大学教育学部を卒業し、サントリー株式会社(当時、寿屋)に入社。宣伝部で広告制作を担当、『洋酒天国』編集にも携わる。広報課長、常任理事広報部長、文化事業部長を歴任。79年に『サントリークォータリー』誌を創刊、編集長を十四年間兼務。TBSブリタニカ取締役出版局長も務める。2000年3月より早稲田大学参与、石橋湛山記念早稲田ジャーナリズム大賞事務局長、同大学教育学部兼任講師、戸板女子短大評議員、同短大非常勤講師。森澄雄が主宰する俳誌『杉』同人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Yotaro Koshimizu

3
開高健、山口瞳、柳原良平、すごい面々が一堂に会したサントリー宣伝部。いろいろなエピソードもいいけれど、その懐の深さが並みじゃない。2011/09/17

fritzng4

2
伝説のPR誌『洋酒天国』とその周辺を元サントリー社員が振り返るエッセイ。当初連載であったためか、話があちこち飛んで少々読みにくいが、昭和30年代の寿屋=サントリーがいかに濃ゆくて活気ある会社だったかが手にとるようにわかり、興味深い。山口瞳を読んでみようと思った。2013/10/05

メルセ・ひすい

2
9. 17  文章・魅力なく・下手? ・・㈱サントリーの企業の流れをまとめたもの・・   コピー“「人間」らしくやりたいナ”はサントリーの経営の根底に流れる思想でもある。開高健、山口瞳など異才を放った社員達が創ったPR誌『洋酒天国』を軸に、高度経済成長に突入する直前の熱気に満ち溢れた時代の姿を描く。2007/08/11

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