出版社内容情報
論理トレーニングは国語に行き着いた――好評『国語ゼミ』の内容はそのままに新原稿を収録。基礎の基礎から応用、質問や反論の力へ。論理トレーニングは国語に行き着いた!――好評『国語ゼミ』が、内容はそのままに新たな原稿を加えパワーアップした。言葉の力をあなたの味方に変える実践の書。
野矢 茂樹[ノヤ シゲキ]
著・文・その他
内容説明
もう国語の授業から離れてしまった人のために、つまり子どもたちのためではなく大人たちのために、国語の授業をしよう。あらゆる世代から支持を受けて大反響!エッセイと対談を収録し、さらに磨き上げた増補版。
目次
1 相手のことを考える
2 事実なのか考えなのか
3 言いたいことを整理する
4 きちんとつなげる
5 文章の幹を捉える
6 そう主張する根拠は何か
7 的確な質問をする
8 反論する
付録
著者等紹介
野矢茂樹[ノヤシゲキ]
1954年(昭和29年)東京都に生まれる。85年東京大学大学院博士課程修了。東京大学大学院教授を経て、立正大学文学部哲学科教授。専攻は哲学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
1 ~ 1件/全1件
- 評価
本屋のカガヤの本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
いっち
42
タイトルの「大人のための」は、「国語の授業から離れてしまった人のために」書かれているからだろう。本書には差し込みの漫画があり、漫画の登場人物は「国語力は愛だと思ったよ」と言う。「伝える 読み取る 語り合う 分かり合う そのために相手のことを考える これすなわち愛じゃない!?」著者も最初の章で、「相手のことを考える」を強調している。「相手のことを考え、分かってもらえるような言葉に言い換えたり説明を補ったりする力は、国語力」。まずはここから始まる。技術については、「接続表現」「問い」「反論」が勉強になった。2023/11/12
金城 雅大(きんじょう まさひろ)
28
「どういうこと?」「どうして?」「そうじゃないんじゃないの?」「それからどうなるの?」を自分の文章に問う。確かに大切だ。 増補された箇所をとりあえず。いつかまた通して読もう。2022/02/25
のっち
22
☆☆☆☆★ 野矢先生の『論理トレーニング101題』も少し挑戦してみたが、結構難しくて少し国語力を底上げしなければな、と思っていたところ、国語力の振り返りに本書がちょうど良いレベルだった。自分が考える国語力は、どれだけコミュニケートする相手のことを慮れるか、という言葉に尽きる。語彙力を高めることはもちろん必要だと思うが、相手に伝わらなければ意味がない。語彙力で言うと「推測」と「憶測」、「意見」と「独断」、「反論」と「反対」の違い等大変勉強になった。言葉という武器を適切に扱えるよう、今後も磨き続けていきたい。2024/09/10
おおにし
18
「論理トレーニング」と比べると例題も簡単で読みやすかった。高校生の現国の教科書に使われるべき内容だと思う。「的確な質問をする」の章での質問を作るレッスンは的確な質問が苦手な私には特に有益であった。私は筑摩書房から出版された増補版の方を購入したが、山川出版社から先に出た初回版国語ゼミも販売されているので注意が必要。2020/10/17
zirou1984
14
これは皆が読むべき必読書。きちんと相手に伝える必要があることを、本当に伝えるためにはどうすればいいのか。適当に相槌を打つのでなく、他者の言いたいことを的確に捉えて回答するにはどうすればいいのか。それは学校の授業のように国語力を鍛えるしかないのです、という当たり前なほどに真っ当な回答であり、そのために何をすればいいのかが本書で示されている。国語力にはそれなりに自信のあった自分でも、課題では一部手こずったものもあり歯応えも中々のもの。増補による巻末の対談もさることながら結論の「国語力は愛だよ!」が素晴らしい。2026/01/11
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