詩はあなたの隣にいる

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  • サイズ B6判/ページ数 240p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784480816788
  • NDC分類 902.1
  • Cコード C0092

出版社内容情報

無くても暮らせるがあったら生活が豊かになる、それが詩。金子みすゞ、まどみちお、牟礼慶子、山之口獏、茨木のり子、石原吉郎などの詩からその存在理由を探る。

内容説明

すべての感情を表現できる「詩」の世界をもっと知って欲しい。金子みすゞ、まどみちお、吉野弘、山之口貘、石垣りん、茨木のり子、石原吉郎、牟礼慶子らの詩を紹介しつつ、深遠な魅力を探る。著者渾身の詩案内。

目次

1 ことばのかけひき―発見や感動の表現法(魔法のランプ;眠るふるさと ほか)
2 「私」を書く、「私」を消して書く―立ち位置の確保(モヤモヤの詩;私はここにいる ほか)
3 ロジックの網―アフォリズムと詩の中間にあることば(みすゞとみちお;童心と詩の躍動 ほか)
4 未知への手さぐり―出来事を超えた世界へことばで導く(脱地球へ;神秘の綱渡り ほか)
5 ふれることの出来ない「あかずの間」―それを比喩で暗示する(わたしの旗;母の明滅 ほか)

著者等紹介

井坂洋子[イサカヨウコ]
1949年東京生まれ。上智大学文学部卒業後、女子高校に国語の教師として勤務。79年、十代の女子学生の視点から書いた詩集『朝礼』を発表、脚光を浴びる。85年教師を辞め詩作に専念。詩集に『GIGI』(H氏賞)、『地上がまんべんなく明るんで』(高見順賞)、『箱入豹』(藤村記念歴程賞)、『嵐の前』(鮎川信夫賞)、など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

*N*

4
複数人の詩人の『詩とは何か』『どんな時に詩を書くのか』ということが描かれている。詩とは夢や希望や愛のような其々が違う受け取り方をするもの、してよいものなのだと改めて気づかされる。詩人たちはある一時の感情を切り取ってまな板に置いていく。それは老いていくイメージだったり、生きるものを食べなければいけない悲哀だったり、嫌なモヤモヤだったりする。それは私の人生にも溢れている。だから詩は隣にいる。このことばにできぬ感情がかたちとなった芸術が多くの人に目を向けられなくなったにせよ、詩人は産まれていくと思いたい。2019/05/03

tamaph

3
あとがきで、現代人が詩に無関心であることに「人はそれほど詩と無縁なものなのか」と問いかけ「ことばのゲイジュツとしての詩は素通りしてしまうのかも」としながらも「けれども、皆そのおおもとの詩なるものを呼吸して生きている」というのは本質だと思う。それはゲイジュツやアートと呼ばれるもの全般にいえることだ。ただし呼吸とは、吸って吐くを繰り返すもの。インプットするものがなくなることはなくても、アウトプットが息苦しくなることはよくある。水泳なら、息を吸うために吐くことを覚えさせる。表現の意義はそこにあるのではないか。2018/01/26

hirom

3
井坂洋子1979年30歳時の詩集『朝礼』をあの頃吉本隆明が取り上げており、後追いで自分も買った。制服に掛けられた精液、のような生々しい雰囲気を覚えている。本書は先週図書館で偶然見つけて借りた。2015年刊、詩人は既に66歳、老いた母と孫がいるという。詩人が考える「詩とはなにか」についての連載エッセイ集なのだが、好きな詩を取り上げながら自分の読みとその作品の詩としての特徴や現代詩史における位置づけを具体的に述べている。語り口は優しく、読みやすい。現代詩に対して、自分が拘る定型短歌の不自由さを改めて感じた。2017/06/25

まゆぼー

3
言葉が心とからだに流れ込んできて、何度もページをめくる手が止まってしまった。はぁ……つくづく良いなあ、井坂洋子さん。2015/03/18

Toshiyuki Marumo

2
名著です。 今、最もマイナーなものになってしまった詩というものこそ、この生きづらい世の中を人が生きるために必要なものだと痛感しました。2015/03/09

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