出版社内容情報
頑張っているのにうまくいかない、そんなときに欠けているのは、おそらく「センスのよさ」。明日からを素敵に生きるため、今日できることは何かを教えます。
内容説明
「センスのよさ」は生きていくための切り札です。「暮しの手帖」編集長・松浦弥太郎が教える新しいあなたの作り方。
目次
1 センスのいい人とは、どんな人ですか?(センスがよいとは何でしょう;あなたはすなおな目で物事を見ていますか?;自分のことばは何よりも伝わる ほか)
2 センスを磨くアイデア(「センスがよい」を日本語で考える;ことばにする人とよく考える人;なんでも知っている人よりも、なんでも考える人になったほうがいい ほか)
3 センスのお手本(「センスがよい」という古くて新しい基準;重要文化財を訪ねよう;僕がとくに好きな場所 ほか)
著者等紹介
松浦弥太郎[マツウラヤタロウ]
1965年、東京生まれ。「暮しの手帖」編集長、文筆家、書店店主。十八歳で渡米し、サンフランシスコで古書の魅力を知る。帰国後、赤坂の本屋の一角にて「エム&カンパニーブックセラーズ」を開業。1996年、中目黒に移転。2000年、トラックを改造した「エム&カンパニートラベリングブックセラーズ」をスタート。2002年、中目黒で「カウブックス」を開業、2004年には南青山で2号店を開店。2006年からは「暮しの手帖」編集長も務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
井上裕紀男
30
いつも平常心で偏りを持たずにバランスを保つ人、全て持っていなくても、そういう人は「センス良いな」と思いますが、著者もやっぱり心がけていらっしゃる。 「自分のスペースを大切にすること」、難しいけど他人と接する時にも意識できたらなと得心。「選ばれる自分を意識する」ためには他社を認めることが必要、いや、なかなか大変。 ちょっと凝り固まっていないかと思う話もありますが、センスを解読した十個の美徳は面白いです。年を重ねて一個でも増えたら人生が素敵になりそう。 本物を見に行くとセンスの良い人に出会うとは、確かに納得。2022/02/05
みつりんご
30
センス、目に見える物を飾り立て人に勝る事を喜びとする人には備わっていないもの。流行を追うのではなく自分で選択する眼力を持つ、知る事より考える。美しい物を足を運んで見る。私自身が心がけている「自分は正しい」と思わず毎日がリスタート、そして「自分は何も知らない」という感覚。順調な時ほど忘れがちになる。心のセンスを磨く、そんな事に興味がある人にオススメします、付箋紙を忘れずに。2015/02/18
ai
26
大好き松浦弥太郎先生。「お店で値段を見る前にすること」の項は私も常々思っていたことで、読みながら何度も頷いた。素直な気持ちを忘れずに、たくさんの物事に触れ学び、センスある粋な大人になりたいな。2018/04/22
うめ
26
美術館巡りも素敵だけれど、文化財巡りもしてみよう。服装や持ち物だけがセンスじゃない。コレクションではなく、セレクションでセンスは磨かれる。何を良しとし、どう生活を正していき、どれだけ人を喜ばせるか。失敗したって構わない、その経験を次に生かし、一生試行錯誤と勉強を重ねていく。真夏の最高のオシャレは清潔な素肌、真冬の最高のオシャレはすっと伸びた背筋。他の方にどう見られるかをベースに考えるので無く、対象に敬意を払った服装をすること。こう言う考え方、好きだな。2015/05/31
モナ
24
ずっと前に読友さんに紹介していただいた本にやっと出会えました!いつも、何か頑張ろうとか、落ち込んだときに読みたくなるのが弥太郎さんの本です。読むと必ず何か得るものがあって、進む道を照らしてくれる気がしています。2013/09/04