内容説明
会えてうれしい!清雅な語り下ろし「師弟対談」。
目次
会えて、うれしい!
韓国語講師の草分け、金先生誕生
ワールドカップと韓国語ブーム
気質、習慣のちがい
悪態語について
“あたりまえなこと”のちがい
詩とことわざ
もっと歴史を
忘れられない人たち
著者等紹介
茨木のり子[イバラギノリコ]
1926年大阪に生まれる。詩人。1976年より韓国語を学ぶ
金裕鴻[キムユーホン]
1933年ソウルに生まれる。1955年来日。NHK国際局のアナウンサーを経て、韓国語教師
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
mikarin
25
茨木のり子さん履修中。対談形式で読みやすそうだったので。冬ソナブームの真っただ中に出た本みたい。日韓ワールドカップからの冬ソナ。母がまさにヨン様にどハマリしてました。「韓国」語と呼ばれ始めたのが最近だということにビックリ。朝鮮戦争はさすがに知ってたけど、その後に軍事独裁政権があったことは最近世界史の本を読んでちゃんと知ったばかり。私が知ってる韓国って冬ソナの後の韓国なんだなってあらためて思った。朝鮮は「朝、鮮やか」。2022/10/22
霧ヶ峰
5
タイトルから、語学好きに刺さる内容だろうと手に取ってみた。中身としては詩人の茨城のり子さんと韓国語講座などでマルチに活躍する金先生の対談なのだが、語学というより韓国について。語学好きには恐らくラストの「忘れられない人たち」が最も刺さる。 私は幸い、最近韓国語にも手をつけた語学loverだったので全体の内容に満足。2021/09/11
natukoba
0
中国、韓国と領土問題で摩擦が起きているときに並べられていた本。茨木のり子さんということで手に取る。お互い理解するには言葉を学び国民性、文化を学ぶことから始めないとと思っていたところ。感情的に言い合って、メディアに挑発されるのはもう御免こうむりたいから。韓国人は感情を表に表す民族でストレートに気持ちをあらわすことが良しとされる。日本人は気持ちをかくして察するのが良しとされる。この違いをまずは理解しないと。同感。2012/10/18
3月ウサギ
0
韓国に友だちがほしいと思ったら。実用的。2010/10/27




