出版社内容情報
澁澤龍彦、種村季弘、橋本治から元国書刊行会社長まで。摩訶不思議な12人たちと共に数多くの書籍を世に出した編集者が綴る舞台裏からみた幻想文学の黄金時代。
【目次】
内容説明
舞台裏から見た幻想文学の黄金時代。澁澤龍〓、種村季弘、須永朝彦、山尾悠子そして元国書刊行会社長佐藤今朝夫まで。『龍〓親王航海記』の著者が綴る伝説的な書き手・出版人たちとの仕事。
目次
澁澤龍〓の巻
松山俊太郎の巻
種村季弘の巻
矢川澄子の巻
橋本治の巻
須永朝彦の巻
田辺貞之助・由良君美・曽根元吉の巻
南條竹則の巻
山尾悠子の巻
佐藤今朝夫の巻
著者等紹介
礒崎純一[イソザキジュンイチ]
1959年生まれ。編集者・文筆家。慶應義塾大学文学部フランス文学科卒。元・国書刊行会編集長。著書の『龍〓親王航海記 澁澤龍〓伝』(白水社)で読売文学賞(評論・伝記賞)を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
150
本書に登場する文学者の内、澁澤龍彦&種村季弘&橋本治&山尾悠子の4人しか知りません(4/12)。澁澤龍彦は、渋沢栄一の親戚ですが、高市総理が1万円札の肖像を渋沢栄一から澁澤龍彦に変更する英断をしたら、🥇金メダルを差し上げます(笑) https://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480815903/2026/02/20
パトラッシュ
126
幻想文学界隈に棲息する面々は、頂点に君臨した澁澤龍彦に劣らぬ奇人変人揃いだった。コスパとか経済性という言葉とは無縁の世界で書物だけに耽溺し、現実なぞ知ったことかとうそぶく。人間関係や金勘定に対峙せねばならない若き日の自分も、時折り種村季弘に魔術や錬金術を学び、須永朝彦から世紀末幻想を受け取り、田辺貞之助の翻訳でユイスマンスを知るなど、彼らの生み出した夢を眺めて息抜きしていたのを懐かしく思い出す。そんな怪人偉人の生き様を教えてくれる本書は、人生とはマジメに生きるばかりではないと教えてくれた教師列伝でもある。2026/04/05
コットン
88
幻想文学の出版社と言えば国書刊行会と思っているので編集長の回想となれば幻想文学好きとしてはぜひ読みたい本です。初っ端が澁澤龍彦の巻となっていて、ここだけでも普段知られていない澁澤さんの新たな面が知れて興味深い。他にも語られることのなかっただろう須永朝彦の巻の最期の話は貴重だがあまりに悲しい。そして、山尾悠子の巻の通常の文章と違い、手紙の時の女子高生みたいな文字とへんてこりんな文章!のギャップ等が書かれていて面白い。2026/03/21
kokada_jnet
54
「澁澤龍彦」「松山俊大郎」「種村季弘」「矢川澄子」「橋本治」「須永朝彦」「田辺貞之助・由良吉良・曽根元吉」「南條竹則」「山尾悠子」「佐藤今朝夫」の10章で構成。東京創元社の編集長から翻訳家に転じた曽根大吉と、国書刊行会の創業社長だった佐藤今朝夫についての記述が、興味深かった。2026/03/21
あたびー
39
国書刊行会で編集に携わって(最終的に編集長)いた著者が、キャリアのなかで関わってきた綺羅星の様なの作家・アンソロジスト・評論家等の想い出を綴った本。澁澤龍彦から始まり、種村季弘、橋本治、須永朝彦、南條竹則、山尾悠子ら私でも見知った名前が並んでいる(寡聞にして知らなかった松山俊太郎の話は面白かった)。熱い血の通った人間としての彼らの肖像が浮かんできたし、またタイムマシンに乗ったような気分を味わった。山尾悠子がタクシーに忘れ物をした話は可憐だったw2026/03/09
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