インディペンデントの栄光―ユーロスペースから世界へ

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インディペンデントの栄光―ユーロスペースから世界へ

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  • サイズ 46判/ページ数 352p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784480815651
  • NDC分類 778.2
  • Cコード C0074

出版社内容情報



堀越 謙三[ホリコシ ケンゾウ]
著・文・その他

高崎 俊夫[タカサキ トシオ]
編集

目次

敗戦の年に生まれて
つらい記憶しかない内ゲバと闘争の学生時代
ドイツ留学時代に欧日協会を友人と立ち上げる
一九七二年、帰国してユーロスペースを設立する
新しい監督、新しい批評も―
ニューヨーク・インディーズの衝撃、そして『スモーク』へ
一生忘れられない『汚れた血』との出会い
ユーロスペース史上最高のヒット作『ゆきゆきて、神軍』
アッバス・キアロスタミとの出会い
アキ・カウリスマキと「わさび物語」〔ほか〕

著者等紹介

堀越謙三[ホリコシケンゾウ]
1945年東京生まれ。1967年早稲田大学第一文学部独逸文学専修を卒業して渡独。1970年マインツ市で友人と会員制旅行代理店「欧日協会」を創業。1971年マインツ大学ドイツ文学科修士課程を中退して帰国。1977年ヴィム・ヴェンダース、ライナー・ヴェルナー・ファスビンダーなどのニュー・ジャーマン・シネマを紹介する「ドイツ新作映画祭」を開催。1982年渋谷にミニシアター「ユーロスペース」を開館。独自の興行・配給を行い、ラース・フォン・トリアー、フランソワ・オゾン、レオス・カラックス、アッバス・キアロスタミ、アキ・カウリスマキらの先鋭的な映画を作家主義的な視点で公開、ミニシアターブームを牽引した。1991年からは日本映画の製作、海外との共同製作も手がける。1997年アテネ・フランセ文化センターと共同で「映画美学校」を設立。1999年金沢にミニシアター「シネモンド」開館。2005年東京藝術大学大学院映像研究科を立ち上げ、2005~2013年まで教授を(現名誉教授)を務める。現在は開志専門職大学教授。2005年第23回川喜多賞を受賞。2008年フランス共和国芸術文化勲章シュヴァリエを受章。現在はユーロスペース代表取締役の傍ら、2014年に立ち上げたライブホール「ユーロライブ」で「渋谷らくご」「渋谷コントセンター/テアトロ・コント」「浪曲映画祭」などの定例自主公演を行う多目的ホールを運営する。また、2023年3月から毎年開催予定の「新潟国際アニメーション映画祭」実行委員長に就任。審査委員長は押井守氏

高崎俊夫[タカサキトシオ]
1954年福島県生まれ。編集者・映画批評家。「スターログ日本版」「月刊イメージフォーラム」「一枚の繪」「AVストア」の編集部を経てフリーランスの編集者に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぐうぐう

29
東京在住ではないので、ユーロスペースには数回しか足を運んだことがない。初めてハネケの映画を観たのがユーロスペースだったし、キアロスタミの『トスカーナの贋作』もここで観たはず。遠く離れた関西にいても、ユーロスペースというミニシアターの存在は特別で、そんな魅力的な映画館の代表が堀越謙三だ。彼とレオス・カラックスやキアロスタミとの深い関係性は知っていたものの、これほど多くの監督と交流し、国内でその作品を上映、あるいは日本の監督を海外に紹介(北野武の海外での評価を決定付ける流れを(つづく)2023/05/18

踊る猫

28
実に読み応えのある本だ。レオス・カラックスや映画『スモーク』、アキ・カウリスマキやアッバス・キアロスタミなど一癖も二癖もある人物たちと共に走り、日本のミニシアター文化になくてはならない人物である(何なら「レジェンド」とさえ呼んでもいい)堀越謙三がどんな生い立ちを経てどう映画紹介の世界に足を踏み入れたのか、その人生が語られる。それはさながらギャンブルのように次に来る映画/監督を読み、大金をつぎ込む行為の繰り返しだ。そうした生々しい経験、そして共に仕事をした監督たちへの敬愛/リスペクトの精神に打たれてしまった2022/12/04

garth

7
「それで自主映画を始めて、小屋がほしくなって、配給を始めて、製作を始めて、というほぼ僕と同じ人生を辿ってきた男なんです。彼みたいな人が世界で二、三十人かな、世界のアート系の映画を背負っているわけですよ。そんなに広い世界じゃないんです」2023/06/29

しおり

1
面白くてあっという間に読んだ。どちらかと言えば受け身に、頼られ、頼まれるのに答えていたら、映画の上映、映画館経営、配給、製作、教育育成など、映画に関わるほぼすべてをコンプリートしたという人生がすごい。さらっと話しているけど、動かしているお金もそれなりに大きいし、かといって大当たり作品を連発しているわけではなさそうなので、借金がどれくらいあるんだろう、返し終わってるんだろうかと余計な勘繰りを入れてしまった。キアロスタミとの最後が悲しいし怖い。これだけ長い親交があっても、あんなことになってしまうのか・・・。2023/02/19

あらき

1
少し前に。仕事の幅広さと深さに改めて敬意を表したくなる。この角度から映画業界を振り返ったり語った本って案外貴重なのでは。というか、唯一無二の語り手かもしれない。これで最後かもなんて言わずレオスとまた映画作ってほしい。刺激的で面白く読み応えがある一冊。2023/02/11

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