出版社内容情報
「なりゆきを生きる」と覚悟し、すべてを受け容れることで、心が自在に動き出す。「守るべき自己」に縛られずに、状況に身を委ねる生き方を説くエッセイ。
内容説明
脱力して、流れに身を任せる。東京新聞・中日新聞ほか連載「うゐの奥山」待望の書籍化。
目次
みんな同い年
不自由ゆえの飛翔
花御供
五重塔の意地と祈り
ご先祖さまもお元気で!
人権、この厄介なるもの
忌み詞
風邪の効用
『菊と刀』と「両行」
丘にあがった船〔ほか〕
著者等紹介
玄侑宗久[ゲンユウソウキュウ]
1956年福島県生まれ。慶應義塾大学中国文学科卒業。83年、天龍寺専門道場入門。現在、臨済宗妙心寺派福聚寺住職。花園大学文学部仏教学科および新潟薬科大学応用生命科学部客員教授。2001年「中陰の花」で芥川賞を、14年「光の山」で芸術選奨文部科学大臣賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
益川卓也
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僧侶であり作家でもある著者。多忙な日々の中、その都度感じたことが、すぐれた感性で書きづづられていた。2025/06/15
老齢症状進行中
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玄侑さんの新聞連載エッセイのまとめ版。このタイトルだとどんな話題もOKだろうという筆者の予測どおり様々なテーマが扱われてたのしく読めます。10数年前の職場では、定期的に福島出張があったのに当時は玄侑さんのことを知りませんでした。知っていればお邪魔したのに。川口澄子さんのイラストがステキです。2024/03/10
彩美心
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この人の博識たるや凄まじい。本当にすごいと思う。なりゆきを生きるのは難しいが、覚悟を決めて臨機応変に行くしかないね。2020/10/28
游
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廉すぎるものに命を預けてはいけない2020/07/06
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