思い出のむこうへ

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  • サイズ B6判/ページ数 185p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784480814616
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

内容説明

懐かしい人たち、きらめくような時間、忘れがたいできごと。みずみずしい感性で、まっすぐに自分を見つめた、のびやかなエッセイ。

目次

第1章 思い出のむこうへ(赤い花 香りの記憶;まんが日本昔ばなし;エンジンの匂い ほか)
第2章 暮らしと旅のあいだで(チャンチャン;私の好きな音;つながる ほか)
第3章 音楽と出会って(闘うこころ;思い出の曲;オペラを創る ほか)

著者等紹介

小沢征良[オザワセイラ]
サンフランシスコ生まれ。6歳までボストンで暮らす。上智大学比較文化学部卒業。メトロポリタン歌劇場デイビッド・ニース氏のもとでオペラ演出助手をつとめる。「音楽の友」「25ans」「翼の王国」などにエッセイを執筆
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ジュースの素

7
小澤征爾さんはボストン交響楽団の総監督を29年も務められたのに改めて驚いた。エッセイの内容がかなりダブっていたが小さい頃のお気に入りの風景がきらきらと描かれている。ボストンからウィーンに行かれ、そこで征良さんはあの有名なデビュタント・ボールと言う社交界デビューのダンスに参加されたそうだ。それも父親の指揮するウィンナワルツで。白いドレスで踊った事は一生の思い出だろう。2017/08/02

うさこ

5
雑誌『音楽の友』に連載されていたエッセイ。小澤さんの他の作品とかぶるお話もありました。演出助手として働き、舞台裏から見た役者の様子が新鮮でした。父である小澤征爾さんは、かっこつけない、見栄を張らない。小学校の通学にも付き添う、果てまた上智大学の学食にまで来てしまう、本当おちゃめで、肩ひじ張らない様子がわかります。ただただ、ありのままに感動し、感謝しているところが良いです。2014/09/01

はるお

0
文体がキラキラしていて、ちょっと、ちがう世界の人という感じ…2015/06/06

日下青側

0
日常を鮮やかに切り取って、綴られた本。その鮮やかさに圧倒された。作中に登場する詩は私も大好きになった。2012/08/08

のき子

0
『そら いろいろ』も『思い出のむこうへ』も日々の生活のなかの何気ない考えたことを書き綴ったらしいものだけど、やっぱり読んでいて安心させられた。たぶんこの人は、すごくちゃんとした生活をしてるんじゃないかなと思わされる。それは、規則正しい生活というのとは少し違って、一年に一回とかでもいいからとにかく、自分を動物として捉えることがあるとか、空てきれいだなーとぼんやりすることがあるとか、そういうこと。2010/08/24

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