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うろたえる父、溺愛する母―19世紀小説に家族を読む

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  • サイズ B6判/ページ数 205p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784480814562
  • NDC分類 902.3

内容説明

問題は家族だな。何かしら問題を抱えている家族の小説をひたすら読む。悩みは尽きない。

目次

配偶者への不満―ディケンズ『デイヴィッド・コパフィールド』
保護者は誰なのか―ディケンズ『骨董屋』
愚痴をこぼす父―ディケンズ『リトル・ドリット』
放蕩親父の場合―バルザック『従妹ベット』
寄食老人の末路―バルザック『従兄ポンス』
溺愛する母―バルザック『ラブイユーズ』
落ちてゆく両親―ゾラ『居酒屋』
金色のヴィナス―ゾラ『ナナ』
家系の呪縛―ハーディ『ダーバヴィル家のテス』
うろたえる父―ツルゲーネフ『父と子』
家族を探す旅―シャーロット・ブロンテ『ジェイン・エア』
暴君の場合―ゴーリキー『幼年時代』
愛を知らない子供たち―エミリー・ブロンテ『嵐が丘』
対立する家族―スタンダール『赤と黒』
書斎の父―ジェーン・オースチン『高慢と偏見』
父の資格―ドフトエフスキー『カラマーゾフの兄弟』
蜜月家族の闇―トルストイ『幼年時代』『少年時代』『青年時代』
家名を譲る戦い―サッカレー『バリー・リンドン』
妻の不満―フローベール『ボヴァリー夫人』
マリヤの場合―トルストイ『戦争と平和』
孤高のヒロイン―トルストイ『アンナ・カレーリナ』
単身者たち―ギャスケル『女だけの町』
世間知らず―モーパッサン『女の一生』
兄と弟―ロジェ・マルタン=デュ・ガール『チボー家の人々』

著者紹介

北上次郎[キタガミジロウ]
1946年東京生まれ。明治大学文学部卒業。文芸評論家。本の雑誌社顧問・目黒考二、競馬評論・藤代三郎でもある

出版社内容情報

家族とは何か? この永遠のテーマを胸に、ひたすら小説を読む。家庭の団欒を避け、友とも会わず、酒も呑まずに…。男の、父の悲哀あふれるエッセイ。