敗戦野菊をわたる風

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  • サイズ B6判/ページ数 233p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784480814333
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

内容説明

人生とは思い出の集積である―“自分が消えたら共に消えてしまう、と気づいて切なく胸が痛む面影や風景を、そっと書きとめた”珠玉のエッセイ。画期的な半生記。

目次

林町の家
ドン白粉
駿河台の大樹
山椒魚の家
葡萄棚の下の怪物
「もうせん」のこと
反った白い指
ドンクと子猫
喪服の蝶
天主堂の向こう〔ほか〕

著者等紹介

吉田直哉[ヨシダナオヤ]
1931年東京に生まれる。東京大学文学部哲学科卒業。NHKディレクターとして、ドキュメンタリー・シリーズ「日本の素顔」「明治百年」「未来への遺産」「21世紀は警告する」「太郎の国の物語」、大河ドラマ「太閤記」「源義経」「樅ノ木は残った」などを演出。1990年より1998年まで武蔵野美術大学映像学科主任教授。著書に『夢うつつの図鑑』『癌細胞はこう語った・私伝吉田富三』『森羅映像』『蝶の埋葬』『脳内イメージと映像』『対談・目から脳に抜ける話』『まなこつむれば……』などがある
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

讃壽鐵朗

1
何となく感じさせるユーモアが素晴らしい

しんこい

1
祖父や両親、長崎の同級生、ゆきやなぎの女性等々、作者が亡くなった今もこういう本を通して全くの他人がその存在に触れることができるのですから、思い出を残すことに成功したと言うべきなんでしょう。2011/05/13

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