目次
遠い町
北国街道
ドーフィン広場29番地
サブトムジナ大明神
幻燈サーカス
旅のつばくろ
マルスさんとそのマダム
金色の米
自由の女神のもとで
アフリカクロツメガエル〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
楽駿
21
川崎図書館本。作家さんの講演を聞いてからこの本を読むと、腑に落ちる事がいっぱい。これまでどうやって生きてきたのか、どうやって絵本作家になったのか、なぜ、絵を描いたのか、なぜ、フランスに行ったのか、そこからなんで、アメリカに渡ったのか、なのに、なぜ、またフランスに戻ったのか。今までの来し方を描いているエッセイ。もちろん挿絵は、ご自分で。ものすごいエネルギーを感じさせてくれた講演よりは、少し静かに、けれど、多分、自分の決めた事には忠実に。楽しみながら、答え合わせをしている感じ。2025/02/14
amaryllis
1
ライラントの挿絵を描いているひとの話が書いた本を読んでいっそう興味を持ったので読んでみたけど、絵と同じくふしぎ~な雰囲気を持ったひとだった。でもなんか共感できるような、違和感なくすっと読めた(ように思う)。気負いがないからかな。 2011/06/07