内容説明
日英関係を見つめて半世紀。戦前の東高・ケンブリッヂでのスポーツを通してフェア・プレイの精神を培かった一外交官のユーモアとウィットに溢れる自伝風エッセイ。真の国際化とは何か、日本の直面する課題を醇々と語る。
目次
1 外交官つれづれ草(オフラー先生;良心的徴兵忌避;演説;「キングストン・ハウス」;富める国とは;東京の街並み;援助の理由づけ;戦争の爪あと;船旅;ポータブル ほか)
2 遣英三たび(旧制東京高校;戦前のケンブリッヂ生活;国を学ぶ;英独開戦;太平洋戦争勃発;吉田さんのカレーライス;帝国海軍;終戦連絡官;通産省;米国による占領の評価;シンガポールからロンドン ほか)
3 日英関係を見つめて(労働党から保守党へ;日英友好に必要なもの;日英関係を考える)