内容説明
「ひとに会う」会い方について、最初に刷りこまれたのは、「とうちゃん」からだった。―父親に盛大に惚れた著者のあたたかく、楽しく、そして少しもの悲しい、しみじみとしたエッセイ。
目次
1枚の写真
父の人さし指
新しい母
父の昔話
父の蒸しパン
父の背中
まじめふう―長新太さんのこと
えりこさんの「時間」―岸田衿子さんのこと
朗読―阪田寛夫さんのこと
「とことん」のひと―今江祥智さんのこと
一瞬の情景―佐野洋子さんというひと
茨木さんと一緒に笑おう
山下さんの中の海
「もうひとつの国」へ