包帯クラブ ルック・アット・ミー!―The Bandage Club Look At Me!

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包帯クラブ ルック・アット・ミー!―The Bandage Club Look At Me!

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  • サイズ 46判/ページ数 336p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784480805072
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

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わたしはここにいる。想いよ、どうか世界に届け。
伝説の物語、ついに再始動!
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ベストセラー『包帯クラブ』続編。悲しみがあふれた世界で、戦わずに大切なものを守ろうと、6人がふたたび動き出した。
天童荒太、待望の書き下ろし長編。

関東のはずれの町に暮らす高校生、ワラ、ディノ、タンシオ、ギモ、テンポ、リスキ。彼らはそれぞれに傷ついた少年少女たちだった。
戦わないで自分自身の大切なものを守りたい、そんな思いから彼らは包帯クラブを結成する。その活動を描いた前作『包帯クラブ』から16年。本作では前作の終わりから話が始まる。
人が傷ついた場所に包帯を巻く活動は、無理解や反発などを受け、自粛を余儀なくされる。しかし、ひっそりと会うなかでバンドを始める。バンドの発表の場を求めながら、別の形での包帯クラブの実現を試みる彼ら。本作では、未来の、成人した彼らの姿も交差して描かれる。
この世界にあふれた悲しみのひとつひとつを手当することは難しいが、だから何をしたってむだ、とは言いたくない。自分たちのやり方で、自分を守り、大切な人たちを守ろうと踏み出す彼らの第二幕が開く。

「何も知らない子ども、として扱われていた頃から、日々、この社会の不公平さと不自由さと理不尽さにぶつかってきた。
そのくせ、自分が、そんな社会に選ばれることを願い、あくせくしてきた。(中略)
これは一人きりでは、古い世界につぶされてしまっただろうぼくたちが・・・・・・自分たちのやり方で、危機を切り抜け、少しずつ望んでいた道へ進むことが叶った・・・・・・いや、いまもまさに叶いつつある日々の、途中報告書であり、感謝状だ。」
(「第二部 遠くて近い、あの日のきみに」より)

装丁:名久井直子 装画:田雜芳一

内容説明

関東のはずれの町に暮らす高校生、ワラ、ディノ、タンシオ、ギモ、テンポ、リスキ。彼らはそれぞれに傷ついた少年少女たちだった。戦わないで自分自身の大切なものを守りたい、そんな思いから彼らは包帯クラブを結成する。その活動を描いた前作『包帯クラブ』から16年。本作は前作の終わりから話が始まる。場所に包帯を巻く活動は、無理解や反発などを受け、自粛を余儀なくされる。しかし、ひっそりと集まりバンド活動を始める彼ら。発表の場を求めながら、さまざまな人と出会い、再び物語は動き出す。本作では、未来の、成人した彼らの姿も交差して描かれる。この世界にあふれた悲しみのひとつひとつを手当てすることは難しいが、だから何をしたってむだ、とは言いたくない。自分たちのやり方で、自分を守り、大切な人たちを守ろうと踏み出す彼らの第二幕が開く。

著者等紹介

天童荒太[テンドウアラタ]
1960(昭和35)年、愛媛県生れ。1986年、「白の家族」で野性時代新人文学賞を受賞。映画の原作、脚本を手がけたのち、1993(平成5)年、『孤独の歌声』が日本推理サスペンス大賞優秀作となる。1996年、『家族狩り』で山本周五郎賞を受賞。2000年、『永遠の仔』で日本推理作家協会賞を受賞。2009年、『悼む人』で直木賞を受賞。2013年、『歓喜の伜』で毎日出版文化賞を受賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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starbro

220
天童 荒太は、ほとんどの作品を読んでいる作家です。包帯クラブの16年ぶりの続編、前作程のインパクトはありませんが、懐かしく、現在のウクライナ侵攻や生き辛い世の中を考えると、今読まれるべき作品かも知れません。ウクライナで包帯を巻いたら、世界中の在庫が一掃されるんではないでしょうか? The Bandage Club BandのLiveを是非聴いてみたい♪ https://www.chikumashobo.co.jp/special/bandage2/ 2022/03/21

のぶ

110
自分は一作目の「包帯クラブ」の内容が気に入らなくて、続編が出ると知った時に、読むのをためらったが、16年ぶりだという事で本書を手に取った。大きなと言う程ではないが、それなりに響くものはあった。前作の終わりから物語が始まる。人が傷ついた場所に包帯を巻く活動は、無理解や反発などを受け、自粛を余儀なくされる。それでもこの運動を続ける高校生の仲間たち。自身にも傷を持ちながらこの行為が、世間から理解される日を待つ。今、クロアチアへの侵略が続く状況で、この運動はまんざら絵空事だとは思えなくなってきている。2022/03/26

fwhd8325

96
映画にもなった「包帯クラブ」の新作。ずっと書棚に眠らせていてごめんなさい。天童さんのあふれんばかりの優しさを感じました。いつの時代だからと言うことでなく、人間として大切なものをしっかり守らなければいけない。そんな強いメッセージは永遠なのです。2023/08/31

うっちー

82
包帯クラブは今まさに全世界に必要な活動だと思います2022/04/03

紫 綺

78
「包帯クラブ」から16年を隔て、あの頃の少年少女たちは青年へと成長していた。時を重ねても信念は変わらず、身体にしろ心にしろ傷つく人びとに寄り添う。アオハルから遥か彼方にいる私にも、包帯を巻いて欲しい。2022/05/25

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